「決してほしくないもの」を考えると見つかるものは

2017.08.18

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「思考法」

の1つに触れてみたいと思います。

 

 

 

通常は商品・サービスについて考えるときは

「ベネフィット」

を考えます。

 

 

こんな

「価値」

を創り出すことができます。

 

ということを考えると思います。

 

 

 

ただこの考え方だけだと

「問題」

が発生します。

 

 

 

それは何でしょうか?

 

 

 

それは

「製品仕様」

に発想が引っ張られるということです。

 

 

 

セミナーでも

「ベネフィット」

を考えてもらうプログラムがあります。

 

 

ただこの時に自身の製品の

「機能説明」

になってしまう受講者が非常に多く見られます。

 

 

これは自分の製品のことを

「知れば知るほど」

傾向は強くなります。

 

 

 

こんな時は

「1度離れる思考法」

を試してみると良いでしょう。

 

 

 

先日

「やりたいこと」

をみつけるには

 

「やりたくないこと」

を考えるという記事を書きました。

 

やりたいことが見つからないときには?

 

 

 

 

この思考法は

「製品」

にも応用できます。

 

 

 

方法は

「決して欲しがらない商品は?」

というテーマで考えてみることです。

 

 

例えば

 

決して行きたくない飲食店は?

決して欲しくない時計は?

決して食べたくないパンは?

 

というようなことを考えてみます。

 

 

 

ここで出てきたアイデアは

決して使い物にはなりません

 

 

言い換えれば

「あってはいけないもの」

です。

 

 

ここで出たアイデアに

「つながるようなこと」

があれば、改善すべきポイントです。

 

 

また

「こうならないように」

と考えれば、新たなアイデアにつながります。

 

 

この思考法は

「アンチプロブレム法」

と呼ばれるものです。

 

 

 

この思考法の一番の効果は

「無意識に思考を阻んでいたものを壊す」

ということです。

 

 

 

人は

「先入観、思い込み」

に支配される傾向があります。

 

特に

「無意識」

でそうなっている状態が多く見受けられます。

 

 

私もセミナーやコンサルティングで企業に行ったときに

「えっ?」

と思うようなことがあります。

 

しかしその企業では

「当たり前の慣習」

として存在しているのです。

 

 

これはどんな組織でも当てはまることかもしれません。

 

 

意識的に

「いつもと違う視点で思考してみる。」

ということを定期的に取り入れる方が良いのかもしれないですね。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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