【ビジネス寓話シリーズ】「どっこい団子」たつ平のダメっぷり

2019.08.25

 

今日は

「ビジネス寓話シリーズ」

をお送りいたします。

 

今日のお話は

「どっこい団子」

です。

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

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昔ある村に

「たつ平という若者」

が一人で暮らしていました。

 

頭がぼんやりしているたつ平は

「いくつになっても百姓仕事」

もろくにできない男でした。

 

心配した村人たちは

「働き者で頭のいい良い嫁」

を世話してあげました。

 

春のお彼岸になり

「たつ平は一人で嫁の里の仏さま」

にお参りにでかけました。

 

どうにか道にも迷わずたどり着き

「団子」

をご馳走になりました。

 

「初めて食べる団子」

の美味しさにたつ平は驚きました。

 

さっそく家に帰って嫁に作ってもらおうと

「だんご、だんご」

と言いながら家路を急ぎました。

 

もうすぐ家へ帰りつく所で

「庄屋さんと出会い頭でぶつかって」

庄屋さんが溝にお尻を突っ込んでしまいました。

 

たつ平は庄屋さんを起そうと

「どっこいしょ!」

と掛け声をかけたはずみで、団子の事はすっかり忘れてしまいました。

 

家に帰り着いたたつ平は、嫁の顔を見るなり

「どっこいしょ、を作ってけろ!」

と言いますが、もちろん嫁には何の事だかさっぱりわかりません。

 

ついには、やけをおこして大暴れした際に

「棚から桶が落ちてきて」

嫁の頭にぶつかりました。

 

嫁が

「あいたたた、大きな団子みたいなコブができてしまった」

と言うと、

 

たつ平は

「そうだ!団子だ、団子を作ってくれ」

と大声で叫びました。

 

それからの二人は

「団子の原材料のお米」

を作るために田んぼを耕すようになりました。

 

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たつ平の

「ダメっぷり」

が目立つお話ではあります。

 

 

■この寓話は「人の記憶」に関する話

 

しかしこのお話の教訓は

「人の記憶」

「人の思考」

はこの程度ということではないでしょうか?

 

「エビングハウスの忘却曲線」

というのはご存知でしょうか?

 

「人は1時間で覚えたことの56%を忘れる」

という結果が出ています。

 

ただこれは

「無機質の情報」

に対してのものです。

 

・感情を伴ったもの

・繰り返し学習したもの

は記憶しやすくなります。

 

ビジネスで活用するとすれば

「相手に伝えるときには感情を伴ったものにする」

ことが必要です。

 

また自身の行動を変革するには

「繰り返し脳に刺激を与えるために」

常に見えるところに貼っておくことが必要です。

 

 

たつ平も

「感動するほどおいしかったと記憶し、忘れないように繰り返し口にしていた」

ので科学的には正しい行動をしていました。

 

ただちょっと残念でしたね。

それでも忘れそうになりました。

 

やはり

「たつ平のだめっぷり」

のお話だったということでしょうか(笑)

 

それでも

「正しい記憶の方法」

を選択していたので思い出せたという話でしょうか?

 

今日はビジネス寓話シリーズ

「どっこい団子」

というお話をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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