【ビジネス寓話シリーズ】「キツネとタニシ」マーケティングで勝ったのは?

2019.10.06

 

今日は大人気の

「ビジネス寓話シリーズ」

をお送りいたします。

 

今日のお話は

「キツネとタニシ」

です。

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

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ある所に

「足が速いのが自慢のキツネ」

がいました。

 

いつも

「ちょっと都まで往復してきた」

と言っては、足の遅いタニシをバカにしていました。

 

そこでタニシは

「そんなに足が速いのなら、都まで競争しませんか?」

と、キツネに話を持ちかけました。

 

キツネは

「タニシと競争なんて馬鹿らしい」

と、相手にもしませんでした。

 

しかしそれでも、タニシはしつこく誘ってきます。

 

キツネはちょっと腹を立てて、都まで競争することになりました。

 

よーい、どん!

 

で出発したものの、タニシはずっと後方にいるのか全く姿も見えません。

 

キツネは

「行ったこともない遠い都まで競争なんて、、、」

バカらしくなり道の途中で一休みしました。

 

するとすぐそばでタニシの声がしました。

「もう疲れたのですか?先に行きますよ」

 

おどろいたキツネは夢中で走り出しました。

 

どうにか

「都」

の案内が出ている道しるべまでやって来きました。

 

キツネはへとへとで倒れ込んでしまいました。

 

その時、目の前にある大きな鳥居の上から、タニシが声をかけました。

「今着いたのですか?わたしはとっくに着いていましたよ」

 

実は、タニシはキツネのしっぽにつかまっていたのです。

 

キツネはそれに気が付かず

「狐につままれたような顔」

をしていましたとさ。

 

それからキツネは足が速いことを自慢しなくなったようです。

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このお話は

「足の速いキツネ」

「足の遅いタニシ」

の競争です。

 

普通にやったら

「100回中100回キツネが勝つ試合」

です。

 

しかしタニシは知恵を使って勝ちました。

勝てない勝負でも、頭を使うことで勝つことはできるということです。

 

このことは

「マーケティング」

でも同様です。

 

このお話でいえば

キツネ=大企業

タニシ=中小企業

と置き換えて考えてみてはいかがでしょうか?

 

キツネは体力が強みなので、正攻法で勝負をしています。

 

タニシはキツネのしっぽという

「大企業の周辺ビジネス」

を行っていると言ったところでしょうか?

 

大企業

中小企業

個人事業主

それぞれに適切なマーケティングがあります。

 

それを見極め

「強み×機会」

でビジネスを行うことが重要です。

 

このときに気を付けなければならないことがあります。

 

 

■上手くいくと思い込んでしまうのは「本能のメカニズム」

 

それは

「一貫性ストーリー」

によるバイアスです。

 

ビジネスの未来を考えるとき

「非常によくできたシナリオ」

が出来上がります。

 

はたから見れば

「無理なシナリオ」

でも企画した人は自信たっぷりです。

 

これは

「脳が居心地の良いストーリー」

に満足をしている状態です。

 

この現象は本能によるものなので

「誰にでも起こる」

ことです。

 

そこで重要なのは

「シナリオの生前葬」

です。

 

上手くいくと思っているシナリオに対して

「失敗する要因があるとすれば何か?」

を1つ1つ反証していくのです。

 

物事というのは

「上手くいかない方に流れることが多い」

と思っていた方が良いでしょう。

 

そして上手くいかなそうなことに対して

「想定して次善策を考えておく」

ことが大切です。

 

もしかしたらタニシも

「何度もシミュレーション」

をしてしっぽにつかまるという作戦にたどり着いたのかもしれません。

 

今日はビジネス寓話シリーズ

「キツネとタニシ」

をお送りしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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