【ビジネス寓話シリーズ】「スイカ泥棒」 誰も見ていないから

2019.10.27

 

ビジネス寓話シリーズ「スイカ泥棒」

 

 

人気のビジネス寓話シリーズをお送りいたします。

 

今日のお話は「スイカ泥棒」です。

どんな教訓があるのでしょう。

 

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ある夏の夜、農家のご婦人が子供を連れて歩いていました。

 

すると畑に
「熟したスイカ」
がなっているのを見つけました。

 

その夜の月は澄み、昼間のような明るさでした。

しかし田舎道です。

 

「人は誰もいません」

 

婦人はふと
「スイカを1つばかりとってもわかりやしまい」
と良からぬ心を起こしました。

 

そう思った婦人は
「子供に見張り番」
をさせました。

 

畑に入って
「一番大きなスイカ」
に手を伸ばしました。

 

その時、良心を咎める気がして
「やめようかな」
と思いました。

 

しかし
「誰も見ていないから」
と言ってもう一度手を伸ばそうとします。

 

念のため子供に
「誰も見ていないかい?」
と聞くと・・・

 

子供は言いました。

「お母さん、大丈夫だよ。お月様のほかは誰も見ていないよ」

 

婦人はこの言葉に震え上がりました。

 

子供のもとに駆け寄り
「よく言ってくれた。人は見ていなくても神様に見られていた」
と言います。

 

そして
「浅ましい出来心で、取り返しのつかないことをするところだった・・・あなたは天の使いです」
と言って子供を抱きしめました。

 

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■誰にも見られていない、1日14分間の行動を変えると?

 

浅ましい出来心は
「悪魔のささやき」
ともいえるでしょうか?

 

「誰も見てやしないよ・・・」

「1個ぐらいなら・・・」

「子供のためだよ・・・」

 


この
「悪魔の誘惑」
に負けるとどうなるでしょうか?

 

 

「1回も2回も一緒さ・・・」

「ここで思いとどまったって過去の悪事は消えないし・・・」

「1個だって3個だって一緒だよ・・・」

 

と繰り返し、繰り返し
「罪を大きくする」
ようにささやいてきます。

 

 

このお話での罪は
「泥棒」
という悪事です。

 

ほとんど人には、馴染みがないことだと思います。

そうあってほしいですね(笑)

 

ただ
「悪魔のささやき」
はだれもが日常的に経験していることでしょう。

 

 

後、五分だけねていよう・・・

今日はもういいや・・・

やらなきゃいけないけどまあいいか・・・

 

日々の活動で
「悪魔のささやき」
に身を任せたことはあると思います。

 

そして
「やらないを繰り返すと」
悪魔のささやきすらなくなります。

 

脳の自動システムに行動を任せることになります。

 

そうしてビジネスでも、プライベートでも
「不合理な行動」
を取り続けてしまうかもしれません。

 

毎日、毎日同じことを繰り返すことで
「気づき」
も目の前から消えていき変化がなくなります。

 

 

「これまでと違う結果を出したい!」

と思うなら、昨日までと違う行動を取る必要があります。

 

行動が変わらなけば、結果は絶対に変わりません。

しかし行動を変えるのは大変です。

 

しかし
「1日、1%だけ変化すればよい」
と考えればどうなるでしょうか?

 

毎日1%を積み重ねていくと1年後は
「37倍」
の成果の違いができます。

 

たった1%変えるだけです。

 

ポジティブに1%かえれば
「37倍の成果」
を手にすることになります。

 

同様に、怠けてしまいネガティブな1%になれば
「37倍のマイナス」
が目の前に現れることになります。

 

1日は24時間です。

 

そのうち1%とは
「わずか14分」
です。

 

14分間、何かを変えることは難しいでしょうか?

 

この寓話の婦人は誰も見ていないところで悪事に踏みとどまりました。

 

私たちは誰も見ていないところでも
「当事者意識をもってポジティブな行動」
をとれる人になりたいですね。

 

今日はビジネス寓話シリーズ
「スイカ泥棒」
をお送りいたしました。

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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