ことわざ「木を見て森を見ず」 私たちに必要なのは?

2016.10.26

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

今日はことわざのお話です。

 

「木を見て森を見ず」

木を見て森を見ずとは、物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うこと。

このことわざをご存知でしょうか?

 

英語ではYou cannot see the wood for the trees.

と言います。

 

組み立て式の家具を作っているときに、1箇所だけ集中して作業をしていたら、うまく組み合わなかった。

こんなときは「木を見て森を見ず」だったということですね(笑)

 

ではビジネスの世界においてはどうでしょうか?

森だけを見て語れば、一般論になりがちです。

木だけを見て語れば、偏った考えになりがちです。

 

森を見ることも必要ですが、木を見る力も必要です。

 

平たく言えば両方見なければならないということです。

マクロ視点(森)とミクロ視点(木)とも言い替えられますね。

 

別の言い方では

「虫の眼」と「鳥の眼」とも言えます。

 

ではどちらを起点とするのが良いのでしょうか?

 

マーケティング視点からみると

「まず木を見て、森を見る」

となります。

 

かつては顧客が同じものを求めていました。

製品力が高く、発信力が高ければ選択されていました。

市場の拡大のペースと方向性を捉えれば成功できる市場でした。

 

ただ、今は全く状況が違います。

まず人口が停滞から減少に転じています。

情報は物凄い勢いで増えています。

その結果、個々の志向性が細分化されています。

 

このような状況では、一人ひとりの心と行動を知ることが大切と考えるべきではないでしょうか?

 

今は市場の定量データ自体は容易に手にいれることができます。

ただこの数字を見ただけでは、行動した理由まではわかりません。

 

まずは一人ひとりの心と行動を知ることが重要です。

そしてその行動の「なぜ?」を考えることが重要なのではないでしょうか

 

 

B2Bの世界でも、どの顧客に対しても同じ提案をするというのは、投網をかけるようなものです。

Aという顧客に採用されたからと言って、同じ方法でB社に採用されるでしょうか?

仮に採用されたとしても、採用理由は同じでしょうか?

 

顧客の解決したいことや理想の姿を一緒に考える。

そしてその結果、進む方向を見通していく。

 

お客様自身のことだけでなく、市場が進む方向も見ていく。

こんな姿勢が必要だと私は考えます。

 

 

木を見て顧客を知る

森を見て方向を読む

 

「木を見て森を見る」

ということですね。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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