
今日は
「人間の聞き分け能力」
について触れてみます。
飲食店などで働いたことがある人は良くわかる例だと思います。
人が溢れてにぎやかなお店で働いている想像してみてください。
そんな時、
「すみませ~ん」
の声がお客さんから発せられます。
どんなににぎやかなお店でも、店員さんはその声をキャッチすることができます。
心理用語で
「カクテルパーティ効果」
と呼ばれるものの一つです。
人は興味ある事、関連ある情報は
「聞き取ることができる」
ということです。
しかしながら・・・
現代では情報にあふれています。
そんな中で、すべての情報を受け止めていては、脳がパンクしてしまいます。
人は自分に関係ない情報であれば、自然と無視ができるようになっています。
逆に言えば、
「興味がない情報は無視される」
ということです。
これを
「営業の場面」
「プレゼンテーションの場面」
に置き換えてみたらどうでしょう。
あなたの営業トークやプレゼンテーションが
「聞き手にとって興味がない情報」
となってしまった場合、どうなるでしょうか?
脳と心理のメカニズムで
「無視をされてしまう」
ということです。
このことを知っておいてください。
それを意識するだけで
「伝える内容」
「伝え方」
に工夫が生まれてきます。
まずは訪問、営業前に
「工夫を生み出すためにできること」
を考えてみてはいかがでしょうか?
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤