アンテナを敏感にする簡単トレーニング

2016.11.15

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

おはようございます。

レゾンデートル齋藤です。

 

今日はアンテナの話をしてみようと思います。

東京タワーや地デジの話ではありません。

人の持つアンテナのお話です。

 

人が情報をキャッチするのはアンテナの向きによります。

しかもその精度はかなりの高感度で必要な情報をキャッチできます。

 

ただ残念ながら、自身で意識をしないとその性能はなかなか発揮されません。

目の前にある情報をただ眺めているだけでは、意味のある情報としてキャッチしてくれないのです。

 

目の前の情報を効果的につかんでくる現象を1つ紹介しましょう。

想像をしながら読んでみてください。

 

あなたの家の洗濯機が壊れてしまいました。

買い替えを検討しなければなりません。

 

そうするとTV、雑誌、街の中の広告で洗濯機に関する情報がものすごく入ってきます。

壊れるまでは、おそらく何も意識をしなかったので、その情報が存在していたかも知りえません。

 

振り返るとそんな経験がありませんか?

これがアンテナの精度です。

 

「アンテナを高くしなさい」

「新しい情報を感度よくとらえなさい」

よく言われることだと思います。

 

では世の中にあふれている情報を、どうキャッチすればよいか?

 

1つ有効なやり方は定点観測するというやり方です。

「毎日新聞で同じ欄を読み続ける」

「そうすれば、変化をに気づくようになる」

というやり方は昔からよく言われたやり方です。

 

最近はキュレーションサービスが発達していて、閲覧者にとって最適なものにフィルタリング情報が届けられるので、定点観測に向いていないのかもしれません。

 

ではどうしたらよいか。

簡単なトレーニング方法をご紹介します。

 

1) 1冊の本を用意してください。

(できればビジネスに関す本がよいですね。名言集でもいいかもしれません)

 

2) 朝出かける前に、無作為にページを開きます。

 

3) そこで目に留まったキーワードを覚えてください。

 

4) 出かけてからキーワードと目に入ったものを結びつけてください。

 

5) そうすると自分が持っている情報と、目の前の情報が組み合わさり、何かしらの答えが導き出されます。

(この辺りは行動のメカニズムにかかわってくる内容です、後日詳しく触れていきたいと思います)

 

こうすることで、目の前の情報に意味づけがされて、アンテナがその情報をキャッチする感覚が養われます。

これを繰り返せば、何に着目すればよいかが見えてくるようになりますね。

 

 

ちなみに私が本日開いたページはこちらです。

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アルフレッドアドラー 人生に革命が起きる100の言葉

 

あなたが悩んでいる問題は本当に「あなたの問題」だろうか。

その問題を放置した場合に困るのは誰か、

冷静に考えてみることだ。

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というページに触れました。

 

今日も午後から営業セミナーに登壇します。

このキーワードを意識して、自身とメンバーにフィードバックをして見ようと思います。

 

キーワードを一つ決めることで、物事への関心の度合いや角度が変わります。

そんな自分のアンテナを磨いてみるのも良いのではないでしょうか?

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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