
おはようございます。
レゾンデートル齋藤です。
今日は文化の日ですね。
この日の前後1週間が読書週間です。
今日は、私が以前読んだ本からのエピソードからお話をします。
テーマは「一瞬で周囲の注目を集める一言」です。
あるパーティでの出来事。
12人と1つのテーブルについていた。
ホールには数百人もいて、凄まじい騒がしさだった。
だから皆でテーブルについていても、隣の人としか話ができない状態だった。
しかし一瞬にして私達のテーブルはシーンと静まり返った。
皆の会話を止めたのは、僕の隣りに座っていた人の発言だった。
彼はこう言ったのだ。。
「一つ、すごくプライベートな質問をして良いですか?」
彼は意図をせず、即座に同席していた人の注目を集めた。
というエピソードです。
人はそれぞれ情報に対して何かしらのアンテナを立てています。
騒がしい状況といえば、レストランなどの待合室でもそうですね。
待っている人の名前が呼ばれる中、騒がしい中でも自分の名前には反応できます。
このエピソードでは多くの人がアンテナを立てている物に触れたのでしょう。
多くの人は「秘密」が好きですからね(笑)
この「秘密の情報」を知りたいという欲求は
自分だけが知っているという優越
自分だけが知らない状況を回避したい
この2つの要因があります。
この心理要因の細かい解説は割愛します。
「相手のアンテナ=相手が聞きたいこと」
になります。
自分が話したいことではなく
相手が聞きたいことを話す
これはコミュニケーションの基本ですね。
そこに思いを巡らし、何を話したら良いかを考えることが重要です。
このエピソードの本質はそこにあると思います。
秘密の話をすればいいということではありません。
私にとってこのエピソードは、そこに心理的要因も働いているということを改めて知る機会となりました。
読書の7つの効果の
1)情報の増大
2)既知の情報の視点の変化
3)情報を体系化してアウトプットできる
4)意思決定の選択肢の増大
5)新たな出会い
6)脳の活性化
7)情報処理能力向上
特に1番と2番の効果になったということでしょうか。
さて、きょうは晴れた秋空の祝日になりそうです。
今の自分にどんなアンテナが立っているか、ということに思いを巡らしてはいかがでしょうか?
すばらしい笑顔につながるアンテナがたっているといいですね。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤