
今日も引き続き
「キャリア」
について触れてみましょう。
昨日は
35歳~45歳
にフォーカスをしました。
今日は
全世代(社会人)
向けに記事を書いてみたいと思います。
企業内、組織内におけるキャリアの流れは2軸で考えられるといわれています。
「行動の発達」
「加齢」
この2軸です。
そしてその2軸から
7つのステップ
にキャリアを分別することができます。
入社当時から見ていきましょう
1 職業選択(入社前)
↓
2 仕事を覚える
↓
3 仕事ができる
↓
4 人を使う
↓
5 組織を使う
後継者を育てる
↓
6 会社を動かす
風土を作る
↓
7 社会を動かす
このようなステップに分けることができます。
では問題です。
「ステップを経ていくことで、大きくなるものは何でしょうか?」
「経験の蓄積と影響範囲」
です。
では次の問題です。
「ステップを経て行くことで、小さくなるものは何でしょうか?」
「一つのことにかけられる時間」
です。
これにより役割が大きく変化していきます。
キャリアについて
「マラソン」
に例える話はよくあります。
長丁場という観点では共通かもしれません。
ただこれだと少し違和感があるという意見もあります。
ステップにおいて
「役割が大きく変わる」
このことから
「トライアスロン」
に例える意見があります。
私もそのほうがしっくりくると思いました。
入社当初は
「すぐに現場に飛んでいく」
2~3年すれば
「新人の面倒を見るようになる」
そして管理職になり
「上司の意向を部下に伝える」
さらに上位の管理職になると
「組織のことを第一に考える」
このように変化していきます。
スイム
バイク
ラン
と種目が変わるのと似ていると思いませんか?
日本企業では長期雇用の習慣が残っているので、このステップはどの企業でも当てはまるのではないでしょうか?
そのトライアスロンの中で
自分はどの種目にいるのか
その種目でどんな記録を出すべきなのか
この先どこを目指すべきなのか
という風にキャリアを意識すると
「日ごろの行動に一本の筋が通ってくる」
こととなります。
また、周りのメンバーに対しても
「種目と記録という見方に変わってくる」
ことでしょう。
今日は
「キャリア2」
のお話でした。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤