
おはようございます。
レゾンデートル齋藤です。
まさに「忘年会」シーズンですね。
皆さんも忘年会の日々を過ごされているでしょうか?
私も先週、ある仲間の忘年会に参加せていただきました。
そのお店のメニューは「コース+飲み放題」でした。
このメニューはよくあるメニューですね。
ただそのお店の飲み放題は特徴的でした。
お店の一角に酒屋さんのような冷蔵機能付きショーケースが並んでいます。
その中に何十種類もの日本酒が並べてあります。
その日本酒が飲み放題です。
その冷蔵庫から、お酒を自分で出し入れします。
自分で好きな銘柄をさがす
冷蔵庫からお酒を自分の席にもっていき、自分のコップに注ぐ
注ぎ終わったら冷蔵庫に戻す
「店員さんがやる作業を、お客がやるのか!」
という突っ込みもありそうですが、そんな感じはなくみんな楽しそうにお酒を選んでいます。
聞いたことあるお酒
ある特定の地域のお酒
ラベルが面白いお酒
思い思いに自由に選べます。
知らない日本酒をメニューから選ぶだけだと、文字と抽象的な情報だけで想像しにくいのも事実です。
このシステムだと実際に瓶を取りながら、選べるので想像が大きくなります。
また、ちょっとだけ注いで味見もできるので、確実に自分の好きな味に出会うことができます。
(種類が多すぎて、利き酒の最中に酔ってしまうかもしれませんが。。。)
このお店の方式は人のある心理を満たしています。
「自己決定感の欲求」
です。
以前もこの記事を書きました
(2回のシリーズで取り上げた内容です)
ヒトは自己決定感というものを求めます。
自身で選択したモノに対して、より大きな価値を感じます。
セールスをする立場であれば、このことを意識する必要があります。
購入する相手には「選択」をさせたほうが良いということです。
という内容でした。
さて、お店に話を戻しましょう。
当然、仲間からはそのお酒はどんな味?というコミュニケーションが生まれます。
またショーケースの前では、違うテーブルのお客さん同士のコミュニケーションも生まれています。
日本酒が好きな方にも、そうでない方でも楽しめるお店だと思います。
楽しめの接待にも最適なお店かもしれません。
心理を満たしてもらったので、またリピートすると思います(笑)
楽しい1日を過ごすことができました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤