
おはようございます。
レゾンデートル齋藤です。
先日も記事にしたように現在は読書週間です。
今日は私が最近読んだ本の中で印象に残った一節を紹介したいと思います。
横浜DeNAベイスターズ
代表取締役 池田純氏の著書
「空気のつくり方」
の一節です。
はじめに企業、商品、自身の成し遂げた仕事を、世の中に「成功」と認識してもらうため秘訣の本とありました。
本物はおもしろく、カッコよく、楽しませたいと強い気持ちがあるところにしか生まれない「空気」
というところが結論です。
その中で私が特に印象に残った一節です。
4章「組織の中に戦う空気をつくる」からです。
ベイスターズは11月1日に大幅な人事異動をするようです。
池田社長が就任するまでは、シーズンが終了すると、会社もオフの雰囲気が蔓延してしまっていたとのことです。
その空気を変えるためにこの日に人事異動をして、新しい仕事を覚え、スキルを身につける必要性を作り出したとのことです。
それにより「空気」が一変したというエピソードです。
まず今ある空気の違和感を敏感に感じたこと
その空気を変えるために、すぐ的確な行動を行ったこと
その行動により組織に新たな行動が生まれたこと
本の中では10行程度の一節ですが、経営者としての凄さをすごく感じました。
今日も11月1日です。
大幅な人事異動が行われるのでしょうか?
「違和感を感じたら行動する」
こう言ってしまえば当たり前のことです。
ただそこに的確かつ迅速に対応をし、周りの行動まで作り出すというのは当たり前のことではありません。
全てはこの積み重ねにより、ベイスターズの収益も成績も変わって来たということが分かる本ですね。
現状
顧客の空気
世の中の空気
組織の空気
コミュニケーション
センス
このような章立てで、池田社長の行った改革のエピソードがたくさん詰まっています。
非常に気づきの多いものだと思いました。
私にとって7つの効果が最大限発揮された出会いです。
1)情報の増大
2)既知の情報の視点の変化
3)情報を体系化してアウトプットできる
4)意思決定の選択肢の増大
5)新たな出会い
6)脳の活性化
7)情報処理能力向上
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤