あなたがビジネスで成功するには「悪魔の代理人」と契約をすべき

2021.02.22

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は
「悪魔の代理人」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①怖い話ではなく「行動科学」の話

②ビジネスを失敗に導く2つの強いバイアス

③ビジネスに大きく役立つ「悪魔の代理人制度」とは?

 

 

■怖い話ではなく「行動科学」の話

 

 

少々怖そうなテーマですが
「行動科学」
のお話です。

 

 

あなたは
「意思決定バイアス」
という言葉を聞いたことがあるでしょうか?

 

 

ビジネスは言い換えると
「意思決定の連続」
です。

 

 

コラムの記事でも
「意思決定」
に関する記事を数多く執筆をさせていただいています。

 

 

数多くの意思決定に
「バイアス(先入観)」
が存在するという点に触れてみます。

 

 

バイアスはあなたの意思決定と行動に
「決定的な影響を及ぼす」
といってもよいでしょう。

 

 

時には間違った行動を創り出してしまいます。

 

 

意思決定にかかわるバイアスは
「何十種類」
もあります。

 

 

中でも強いバイアスに触れていきましょう。

 

 

■ビジネスを失敗に導く2つの強いバイアス

 

 

行動の前には
「必ず意思決定」
が行われます。

 

 

行動を変えるには
「意思決定のプロセスを変える」
ことで実現できます。

 

 

 

ビジネスの意思決定において
「大きく影響するバイアス」
が2つあります。

 

 

まず1つは
「印象が強い出来事による無意識の意思決定」
です

 

 

ショックの大きいニュース

過去の華々しい経験や成功体験

過去にあった非常に苦い失敗の体験

 

 

上記の出来事は
「脳の中から取り出しやすいデータ」
として記憶されています。

 

 

取り出しやすい記憶なので
「無意識期のうちに意思決定が引っ張られる」
ということです。

 

 

過去にうまく行ったから同じことをやってしまう

強い失敗が想像できるから、やっても無駄と思ってしまう

 

 

このバイアスを行動科学では
「可用性ヒューリスティック」
と呼んでいます。

 

 

 

もう1つは
「自分の主張の裏付ける情報だけを集める」
ということです。

 

 

言い換えれば
「あなたは都合の良い情報しか見ない」
ということです。

 

 

あなたも企画や提案に対して
「自分の仮説は正しい」
と思い込みたいの仕方がありません

 

 

脳のメカニズムでは当然の反応です。

 

 

また
「そんなことは起こりえない」
という決めつけもこれに当たります。

 

 

特に
「経営者など優秀な人」
ほどその傾向は強くなります。

 

 

「自分が推す事業案のメリットだけを探してしまう」
ということはないでしょうか?

 

 

このバイアスは
「確証性バイアス」
と言います。

 

 

 

これらの
「意思決定バイアスを防ぐ」
というのは非常に困難です。

 

 

なぜならば
「無意識に行われる」
からです。

 

 

これを防ぐのが今日のテーマの
「悪魔の代理人制度」
です。

 

 

■ビジネスに大きく役立つ「悪魔の代理人制度」とは?

 

 

代理人とは
「何らかの行為を他人が行う」
という意味です。

 

 

悪魔の代理人とは
「意図的に批判する役割」
を担う人をつけるというやり方です。

 

 

あなたのアイデアを否定的に見る役割

あなたも誰かのアイデアを批判する役割

 

 

役割として批判しているので
「感情的な対立」
にはなりません。

 

 

コンサルタントなど外部の人間に
「悪魔の代理人の役割」
を担ってもらうのも手段の1つです。

 

 

悪魔の代理人は
「非常に効果的な策」
です

 

 

「事業アイデアや分析の精度」
が飛躍的に高くなります。

 

 

なぜならば
「無意識の決定(バイアス)」
にそのまま従わないで済むからです。

 

 

過去の経験にとらわれている

自分の都合の良いことだけを考えている

 

 

上記の状態で
「良いパフォーマンス」
が出せるでしょうか?

 

 

恐らくあなたを含めた全員が
「NO」
と答えることでしょう。

 

 

まずこの瞬間からできることは
「脳の中では無意識に意思決定が行われている」
ことをあなた自身が意識することです。

 

 

優秀な人こそ、たまには自分を疑ってみるのも良いのではないでしょうか?

 

 

しかし
「自分を否定する」
というのも本能の働きからそれています。

 

 

だから
「悪魔の代理人制度」
を役割として取り入れればよいのです。

 

 

役割として認識しているので
「あなたの脳も受け入れやすい情報」
として届くようになります。

 

 

脳のメカニズムを理解すれば
「労力のかからない対処方法」
というものが見つかります。

 

 

それが私が提唱している
「行動創造理論」
です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

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今日は「悪魔の代理人」というテーマに触れてみました。

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