才能も努力も無関係!「意思のチカラ」をたった1つ変えるだけで手に入れる方法

2021.10.04

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

あなたはもう頑張らなくても大丈夫!

 

 

今日は
「意志力を発揮する秘訣」
というテーマに触れてみます。

 

 

<index>

①意志力を高めるのに何が効果的でしょうか?

②質問です、姿勢を変えるのに才能は必要ですか?

③営業でも「姿勢」がどれだけ重要かということ

 

 

■意志力を高めるのに何が効果的でしょうか?

 

 

意志力とはなんでしょうか?

 

 

意志力とは
「自分をコントロールして物事を成し遂げるチカラ」
のことです

 

 

あらゆる誘惑に負けずに
「行動を取り続けることができる」
ということです。

 

 

ビジネスの世界で求められるかなり重要なチカラです。

 

 

このチカラを持っていることは
「才能」
と言えるでしょう。

 

 

結構、多くの人が
「意志力は性格的側面が強く変えられない」
と思っています。

 

 

ただ意志力というのは
「後天的に鍛えることができる能力」
です。

 

 

もっと言えば
「鍛えなくても環境を整える」
だけで発揮できるようになります。

 

 

私には意志力がない…

頑張るのが苦手だ…

 

 

こんなふうに考える必要はありません。

 

 

意志力を後天的に身につけられることを、明らかにした実験は無数にあります。

その中の3つを見て行きましょう。

 

 

見終わったときには、あなたも意志力を発揮できるようになるでしょう。

 

 

■実験1「意志力を高めるには何が効果的か」

 

 

まず1つ目の実験結果から見てみたいと思います。

フロリダ州立大学のロイ・バウマイスターの実験です。

 

 

「意志力を高めるために何が効果的か」
を明らかにした実験です。

 

 

バウマイスターの実験では、学生を3つのグループに分けました。

 

 

A 姿勢に気をつけて、気づいたら背筋を伸ばす

B 食べたものをすべて記録する

C 前向きな感情を持つことを意識する

 

 

ABCそれぞれのグループに上記の行動を
「2週間」
続けて取ってもらいました。

 

 

そして実験の前後に
「バネ式のグリップをどれだけ長く握っていられるか」
というテストを実施しました。

 

 

ある行動を意識的に取った後
「チカラにどのような影響を及ぼすかを計測する」
という実験です。

 

 

一見、どの行動にも
「意志力」
とは関係なさそうです…。

 

 

実験の結果、ある行動を取ったグループに
「顕著な変化」
が見られました。

 

 

A 姿勢に気をつけて、気づいたら背筋を伸ばす

 

このグループに最も効果が現れました。

 

 

■実験2「つまり姿勢がパフォーマンスに影響する?」

 

 

2つ目の実験です。

マドリード自治州大学のブリニョール博士の実験です。

 

 

ブリンニョールの実験は
「自己評価の実験」
と呼ばれるものです。

 

 

71名の生徒を集めて行った
「自己評価」
に関する実験です。

 

 

「将来、仕事をするに当たって、自分の良い所と悪い所を書き出す」
というアンケートを書いてもらいました。

 

 

回答をする際に姿勢に変化を付けました。

 


A 正しい姿勢で書いてもらう

B 悪い姿勢で書いてもらう

 

 

ブリンニョールの実験でも
「A 正しい姿勢で書いてもらう」
チームのアンケートでは、確信をもった回答と答えました。

 

 

逆に悪い姿勢で書いてもらった場合は
「自信の無い回答」
と判断されました。

 

 

もう1つご紹介しましょう。

社会心理学者のエイミー・カディの実験です。

 

 

「ボディランゲージと精神状態の変化」
という実験です。

 

 

「良い姿勢」

「悪い姿勢」

 


2分間ずつ維持してもらいます。

 

 

そして実験の後
「ホルモンの分泌量」
を調べました。

 

 

すると2つの分泌に明確な変化がありました。

 

 

「良い姿勢」をとった場合

1 テストステロン25%増加

2 コルチゾール25%低下

 

 

「テストステロン」=自信や積極的な行動をつかさどるもの

「コルチゾール」=血糖値の上昇・うつ病になりやすくなる

 

 

人の体に明確に変化が現れました。

もうお気づきですね。

 

 

誰もが
「姿勢を変えるだけで大きな効果が表れる」
ということです。

 

 

継続力

自信の前向きさ

ホルモン分泌

 

 

「姿勢によって変わる」
ことが証明されています。

 

 

■質問です、姿勢を変えるのに才能は必要ですか?

 

 

姿勢を変えることで
「意志力」
に影響を与えることがわかりました。

 

 

では改めてご質問です。

 

 

姿勢を変えるのに才能は必要ですか?

 

 

もちろん必要ありませんね。

 

 

姿勢は1つの例ですが
「環境を変える」
ことで人の行動は、簡単に変えることができます。

 

 

むしろ行動を変えることとは
「環境を整えること」
と言い換えても良いでしょう。

 

 

意志力を発揮するために
「がんばろう」
とした瞬間に失敗が決まっているといっても良いでしょう。

 

 

さらには
「頑張ったのにできなかったという失望感」
が余計に未来の行動を奪うことになります。

 

 

頑張るくらいなら
「姿勢矯正用クッション」
を買ったほうが良いかもしれません(笑)

 

 

■営業でも「姿勢」が重要であるということ

 

 

最後に営業に触れてみましょう。

 

 

姿勢は
「商談」
においても重要です。

 

 

人は会って
「3秒」
で相手の印象を決めてしまいます。

 

 

最初の3秒の中で
「姿勢」
についても判断をしています。

 

 

「姿勢が良い」=自身があって積極的そうな人

「姿勢が悪い」=自信がなく元気がない人

 

 

人間の持つ動物的直感で
「無意識かつ瞬時に決めつけを行う」
ことになります。

 

 

もしあなたが提案を受ける側だとしたら…

どちらの人が良いでしょうか?

 

 

直接あわない
「オンライン営業」
でも姿勢は重要です。

 

 

小さな画面からしか
「視覚情報」
を届けることができません。

 

 

対面よりも
「総合的な判断」
はされにくくなります。

 

 

画面の明るさ

声の聞き取りやすさ

カメラの角度

 

 

対人スキルとは関係ない部分にも影響が出てきます。

今まで気にする必要がなかったことに気を遣う必要があります。

 

 

余計に
「本質的な対人スキル」
に差が出ることは間違いありません。

 

 

【おまけ】

ロイ・バウマイスターの実験には続きがあります。

 

 

「日ごろの習慣を意識的に変える」

 

 

習慣を意識的に変えることで
「意志力の向上」
が明らかに認められたそうです。

 

 

誰だって
「姿勢」
を変えるくらいなら、意識的に変えられるのではないでしょうか?

 

 

今日の記事で紹介したもの
「脳科学」
の分野における発見です。

 

 

行動を続けるには
「脳のメカニズムを先回りする環境づくり」
が一番効果的です。

 

 

ビジネスにおいて最適な行動を化学的に導く理論があります。

 

 

それが私の提唱している
「行動創造理論」
です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。

 


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 認知心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「意志力を発揮する秘訣」というテーマに触れてみました。

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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