「あなたは1日に何回ミスをしてる?」一般的な従業員は平均〇〇回のエラーを起こす

2022.10.06

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

非常に恐ろしい!無意識のうちにエラーは起こり蓄積がされている

 

 

今日は
「1日にミスをする回数」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①ミスが起こる原因は3つの要素に分類できる

②あなたは1日に何回ミスをしているのか?

③表面化されないエラーは蓄積され「大爆発を起こす」

 

 

■ミスが起こる原因は3つの要素に分類できる

 

 

あなたはミスをどのくらいしますか?

自分で気づくこともああるでしょうし、気づかないこともあるでしょう。

 

 

ミスが起こる原因はいくつかあります。

原因は3つに分類することが出来ます。

 

 

A 先天性要因

B 後天性要因

C 外部環境要因

 

 

先天性は生まれ持っての要素となります。

後天性は経験や能力やマインドセット、性格に起因します。

外部環境は時間や市場や職場環境などです。

 

 

全ての要素は
「先回りすることでミスを防ぐことが出来る」
と覚えておくと良いでしょう。

 

 

「先天性の要素は変えようがない」
と思われがちですが、仕組みを整えることで防ぐことが出来ます。

 

 

■あなたは1日に何回ミスをしているのか?

 

 

ミスの要因の分類をしたことで、発生する部分が少しは整理できたでしょうか。

 

 

では今日のメインテーマでもある
「ミスは1日に何回しているのか?」
について触れていこうと思います。

 

ある研究によると
「従業員は1日に7つのエラーをしている」
ということが分かったようです。

 

 

あなた自身も7つはエラーを起こしているということです。

恐らくほとんど自覚が無いでしょう。

 

 

つまり
「ヒューマンエラーは無意識下で起こっている」
こととなります。

 

 

10人の組織でも70回/日

100人の組織なら700回/日

10,000人の組織なら70,000回/日

 

 

上記の数のエラーが毎日発生していると考えると
「業績に影響が出ている」
と考えるのが普通です。

 

 

【意思決定のエラー】

データが不足しているにも関わらず決定をした

仮説を一方的に信じ込み、反証をしていない

重要な機会を見逃した

 

 

【作業のエラー】

手順書に従わず作業をした

要件に沿って設計をしていない

既定に沿って点検をしていない

 

 

そのほかにも報告を怠ったり、データの記載の怠りなどがあります。

 

 

エラーが表面化したとき
「ミス」
と認識され、損失がわかります。

 

 

作業のエラーは見つかりやすいのですが
「意思決定のエラー」
に関しては見つかりにくいと考えても良いでしょう。

 

 

当たり前に思考のルーティーンとして意思決定をしていることでしょう。

 

 

■表面化されないエラーは蓄積され「大爆発を起こす」

 

 

エラーが表面化されないと
「非常に怖いこと」
があります。

 

 

怖いこととは
「蓄積され数年後にまとまって出てくる」
ということです。

 

 

思いつくのは大手製造メーカーの
「品質チェックのエラー」
があげられます。

 

 

年に1回は必ずニュースになっているといっても良いでしょう。

本来は間違っているのに、習慣化されて誰も疑問に思えない状態です。

 

 

比較的表面化しやすい
「作業のエラー」
でも蓄積がされていきます。

 

 

もっと潜伏期間が長いのは
「意思決定のエラー」
となります。

 

 

エラーを侵しているとは誰も思いません。

むしろ正しいと思い込んでいる意思決定です。

 

 

自信過剰バイアス

確証バイアス

生存者バイアス

経験バイアス

後知恵バイアス

 

 

あげていけばキリがありません…。

では避ける方法はあるのでしょうか?

 

 

意思決定の作業を
「規則的に行う」
という仕組みを入れることです。

 

 

例えば
「シートに基づき仮説を立て、必ず反証する項目が入っている」
という仕組みを導入することです。

 

 

また会議においては
「1番最初の強い意見に行列が出来る」
というエラーを避ける必要があります。

 

 

エラーを避けるために
「会議では必ず反対者の役割を設ける」
という仕組みを導入する。

 

 

上記は1例ですが実行することで
「密かに仕込まれた爆弾を取り除く」
という作業を行ったことになります。

 

 

たとえ10人組織であっても
「70エラー/日」
発生しているということです。

 

 

いちいちエラーを確認していたら仕事になりません。

しかも見つけることは容易で貼りません。

取り除く仕組みを入れるべきでしょう。

 

 

「無意識の意思決定を先回りする」
ことがエラーを防ぐ最大の策です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

【ご連絡フォーム】

 

 

今日は「省略することで生じるミス」というテーマに触れてみました。

 

売上直結型「BtoB」営業研修
無料相談受付中!
売上直結型「BtoB」営業研修ランディングページバナー

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー