「研修をやっても効果が続かない…」最大の理由は記憶のメカニズムにあった!?

2022.06.15

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたが優先的に記憶するものは「〇〇〇」だった

 

 

今日は
「記憶がされやすいもの」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたは3日前の夕食のメニューを思い出せますか?

②どんなものが記憶されやすいのか?「記憶のメカニズムを解明」

③「研修をやっても効果が無い」は記憶のメカニズムで避けられる

 

 

■あなたは3日前の夕食のメニューを思い出せますか?

 

 

人は新しい体験をすると
「記憶」
が作られます。

 

 

あなたはどんな時に記憶しますか?

 

 

試験勉強のときなら
「覚えよう」
として記憶をすることがあります。

 

 

しかし普段の生活の中で
「意識的に記憶しよう」
ということは多くはなさそうです。

 

 

例えば3日前に食べた夕食を覚えているでしょうか?

 

 

すぐには出てこないかもしれません。

しかしたまたま大事な会食だったら覚えているかもしれません。

 

 

気になる異性と初めて食事に行った

何とか関係性をつくりたい得意先の役員と食事した

子供の誕生日でご馳走を食べた

 

 

3日前が上記のような
「特別な日」
であれば食べたもの覚えていることでしょう。

 

 

記憶の強さの秘密は
「日常と非日常」
にヒントがありそうです。

 

 

■どんなものが記憶されやすいのか?「記憶のメカニズムを解明」

 

 

記憶をする際、脳の中では細胞同士が結びつく状態になります。

結びつくと言っても細胞同士が物理的にくっつくわけではありません。

 

 

科学的な作用によって
「細胞から細胞に情報が伝わる」
という状態です。

 

 

細胞同士がどれだけ強く結びつくかは
「情報がどれだけ伝わったか」
によって決まります。

 

 

端的な例では電話番号があげられます。

電話をかける時、番号を覚えて書けます。

(見ながらでも一時的に記憶がされています)

 

 

たった1度しかかけなければ、番号はすぐに忘れてしまいます。

ただし何度もかけた場合は、伝達する情報量が多くなり記憶されていきます。

 

 

携帯電話が普及する前は
「友人や恋人の電話番号」
を覚えていた、という人もいるでしょう。

 

 

しかし今、思い出せますか?

恐らく出てこないと思います。

長い間情報の伝達が無かったために、記憶を引き出すことが出来ないということです。

 

 

細胞同士のつながりは強化しなければ弱くなります。

その為、記憶を引き出せないという状態になります。

 

 

人があまり通らない道は
「雑草が生えて道ではなくなる」
というイメージでしょうか?

 

 

人(情報)が何度も通ると、踏み重ねられ
「通りやすくなる」
というイメージに近いかもしれませんね。

 

 

踏み重ねることで
「記憶」
が引き起こされやすくなるということです。

 

 

■「研修をやっても効果が無い」は記憶のメカニズムで避けられる

 

 

ただし例外もあります。

 

 

異常なほどの強烈な体験は
「たった一度でも記憶される」
ということです。

 

 

危険

脅威

 

 

上記によって大きく感情が動いた場合は特に記憶に残ります。

 

 

同じような状況にならないようにと
「自己防衛機能」
が働くからです。

 

 

楽しい記憶よりも
「優先的に記憶の貯蔵庫に置かれる」
ということです。

 

 

あなたが高台の柵に体を預けたとき
「策が壊れていて落ちそうになった」
という経験を持っていれば、決して柵には寄りかからないでしょう。

 

 

ここまで触れた記憶のメカニズムは
「人の変化」
に深く関わってきます。

 

 

私の仕事もそうですが人の変化を求めて
「研修」
を受けることがあるでしょう。

 

 

しかし多くの研修は
「受けた直後だけ覚えていて、少しすれば忘れてしまう」
ことがほとんどではないでしょうか?

 

 

せっかく研修をしても
「効果が持続しない」
というのは組織の課題の1つです。

 

 

最大の理由は
「研修プログラムが記憶のメカニズムに沿っていない」
ことです。

 

 

普通の講師が普通のことを話す研修では
「断片的な知識」
が少しだけ記憶に残ります。

 

 

検収直後には新たな知識だけは手にしたので
「学んだ気になる」「変わった気になる」
状態なので、研修アンケートは良い回答をします。

 

 

しかし知識だけで変わるほど、人は単純ではありません。

そもそも脳のメカニズムは変化を好まないからです。

 

 

研修プログラムにおいては
「記憶のメカニズム」
が考慮されたものであるべきです。

 

 

研修中に細胞のつながり発動させるプログラムがある。

記憶を強化するための反復プログラムがある。

すぐに記憶から引き出せるような環境が用意される。

 

 

私の元には
「研修をやっても効果が出ない」
という課題を持った組織からオーダーをいただきます。

 

 

私の提唱する行動創造理論による研修は
「脳のメカニズム」
を先回りするので、研修効果が持続するプログラムです。

 

 

導入した組織には
「確実な成果が残るため、100%のリピート」
が行われています。

 

 

「確実な研修効果を期待したい」
という方は触れてみても良いかもしれません。

 

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「記憶がされやすいもの」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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