あなたが優秀な人だと思っている大きな勘違い 子供でもできる芸当 

2020.07.03

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

こんな人が優秀だなんてバカげている

 

 

今日は
「分析力」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

<index>

①分析力がある人は本当に優秀な人ですか?

②現状分析は子供にでもできる芸当

③「組み上げるための行動」をどれだけとれているのか?

 

 

■分析力がある人は本当に優秀な人ですか?

 

 

分析力がある人は
「優秀な人」
だと考えられています。

 

 

例えばこんなやり取りがあったとします。

 

 

ある企業が
「競争で価格の安い中国製品に負けている」
という状況にありました。

 

 

そこで外部のコンサルタントが提言をします。

 

 

「価格差が20%程度あります」

「特に都市部でのシェアの落ち込みが大きいです」

「さらには20代男性の顧客離れが顕著です」

「生産コストを抑えて、対抗できるようにしましょう」

 

 

 

もしあなたがこの会社の経営者だとしたら
「どんな評価」
をするでしょうか?

 

 

「実に優秀な提言だ!素晴らしい!」
と反応をするでしょうか

 

 

■現状分析は子供にでもできる芸当

 

 

恐らく多くの経営者は、このような反応をします。

 

 

「だから何?」

 

 

この提言は
「現状を分析」
したに過ぎません。

 

 

提示された解決策も
「値段で負けているから、安く出せるようにしましょう」
という当たり前のことでした。

 

 

「ここが良くない、あそこが悪い」
というのであればだれでもできます。

 

 

子供のテストの結果に対して、こう言っているのと一緒です。

 

 

「成績が平均より低い」

「特に算数の成績が低い」

「では点を取りましょう」

 

 

これなら子供にだってできるでしょう。

 

 

「事実を見るだけの分析力」
ではビジネスでは戦えません。

 

 

なぜうまくできないのか

なぜ意図した結果にならないのか

 

 

このような検証は大切です。

 

 

しかしそれよりも重要なのは
「あるべき姿を考える」
「新しいやり方の設計」
です。

 

 

これらを
「検証結果や現在の情報」
を元に導きだすチカラが求められます。

 

 

またそういった人が
「優秀な人となり求められる人材」
です。

 

 

これからのビジネスの公式は
「掘り下げるチカラ<組み上げるチカラ」
と益々なっていきます。

 

 

掘り下げるのは
「機械で十分な仕事」
ですからね。

 

 

あなたも見るべきものの
「視点を変えていく必要」
があるのではないでしょうか?

 

 

■「組み上げるための行動」をどれだけとれているのか?

 

そのために必要なことは
「自身の行動マネジメント」
です。

 

 

一度あなたの行動の
「洗い出し」
を行うと良いでしょう。

 

 

恐らくあなたが日々行っていることは
「TO DOリスト」
を書き出して、やるべきことを確認していると思います。

 

 

この方法だと
「決まった仕事」
しか行わなくなります。

 

 

自分が
「緊急かつ重要」
と思っている仕事だけをこなすだけになります。

 

 

そしてその多くが
「作業」
です。

 

 

「組み上げる行動」
ではないはずです。

 

 

リストの中には
「組み上げる行動」
が入っていることでしょう。

 

 

しかしそれが実行されることは、ほとんどありません。

 

 

なぜならあなたの脳が
「新しいことを拒否」
するようにできているからです。

 

 

慣れ親しんだ仕事というのは
「成果の予測が容易」
なはずです。

 

 

この仕事をこれだけやれば
「成果はこのくらい出る」
ということが想像できます。

 

 

しかし組み上げていく仕事というのは
「すぐに成果が見えてこない」
という性質があります。

 

 

脳というのは
「成果が想像できないこと」
を極端に嫌うようにできています。

 

 

そのため無意識のうちに
「遠ざける」
という選択をしています。

 

 

繰り返しますが
「無意識のうちに行われる」
選択です。

 

 

そのため
「TO DOリストから選択されない」
ということになっているはずです。

 

 

そのためには
「自身の行動マネジメント」
が必要になります。

 

 

脳のメカニズムを先回りした
「行動が創られる環境」
を整えることが最適です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
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今日は「分析力」というテーマに触れてみました。

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