あなたの営業スコアは何点?クイズ「なぜ営業は先に挨拶をすべきなのか?」

2023.02.08

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

お客様より先に挨拶をするのはマナーではない

 

 

今日は
「営業マナーがなぜ必要か?」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①営業の名刺の渡し方とあいさつの基本マナーはなぜ必要か?

②商談の成否に関わるある実験のクイズを出題します

③クイズの答えは「〇〇〇をした人」だから…

 

 

■営業の名刺の渡し方とあいさつの基本マナーはなぜ必要か?

 

 

営業のスタートは
「あいさつ」
から始まります。

 

 

そして
「名刺を交換して商談が始まる」
という流れになります。

 

 

名刺を交換する場面は基本的には
「初対面の人同士」
の対話が行われる場合となります。

 

 

営業から先にあ札をする

訪問者から先に渡す

同席した社内の人間から紹介する

 

 

営業の最低限のビジネスマナーとなっています。

 

 

ではご質問です。

「なぜ、先に挨拶や名刺を渡さなければならないのでしょうか?」

 

 

「そういうもんだ」

「ビジネスマナーだから」

「もともとそう聞いているから」

 

 

上記の答えしか出なかった人は
「営業スコアは0点」
と言わざるを得ません。

 

 

ビジネスマナーに当たる部分だけでも
「商談の成否に関わってくる」
ということはご存じでしょうか?

 

 

単純に
「相手の気分祖損ねない」
なんてレベルの話ではないですよ。

 

 

■商談の成否に関わるある実験のクイズを出題します

 

 

なぜ商談の成否に関わるかは
「ある実験」
に答えがあります。

 

 

カリフォルニア大学の
「キャメロン・アンダーソン」と「ギャヴィン・キルダフ」
の実験です。

 

 

 

お互いを知らない学生を集めます。

4人一組のグループを10個作ります。

そそて、チーム内で数学の問題を解いてもらいます。

(この様子は録画をしています)

 

 

Aチーム それぞれのグループ内でリーダーを決める

Bチーム 録画を見るだけで、誰が各グループのリーダーにふさわしいか決めてもらう

 

 

結果は
「選ばれたリーダーはほぼ同じ」
となりました。

 

 

では選ばれたリーダーの特徴は、どんな点にあったでしょうか?

少し考えてみてください。

 

 

ちなみに数学の能力が高かった人ではありません。

 

 

ヒントは冒頭の
「営業マナ―の話」
の中にあります。

 

 

「実験の答え」=「営業マナーが商談の成否を左右する理由」です。

 

 

さて、あなたは答えがわかったでしょうか?

 

 

■クイズの答えは「〇〇〇をした人」だから…

 

 

リーダーに選ばれた人の共通点は
「一番最初に発言した人だから」
です。

 

 

グループ内で選んだ場合も、録画を見た場合も
「一番最初に発言した人をリーダーに選ぶ」
という選択をほぼ全部のグループで行いました。

 

 

子供のころから
「言い出しっぺはリーダーになる」
という記憶はありませんか?

 

 

人の脳は
「自信がある人を積極的に信頼し、従おうとする」
というメカニズムがあります。

 

 

太古の時代人間は群れを成して生き延びてきた生物です。

群れを引っ張るのはリーダーです。

リーダーになるのは自信を持って行動する人です。

 

 

そのころから
「ついていけば大丈夫」
という情報が遺伝子に書き込まれ、今でも残っているからです。

 

 

つまり先に発言することで
「相手から自信があり信頼できる人」
と無意識のうちに認識されるということです。

 

 

ではあなただったらどちらを信頼しますか?

 

 

A 自信をもって提案される

B 自信がなさそうに提案される

 

 

間違いなくAの提案の評価が高くなるでしょう。

 

 

つまり営業で先に挨拶することは
「お客様の本能に対して自信があり信頼できる」
という感覚を無意識のうちに作ることが出来るということです。

 

 

商談の成否に関わる理由です。

 

 

挨拶の仕方や、名刺の渡し方で
「商談の成否に関わる」
というのであれば、やらない手はないでしょう。

 

 

営業の基本的マナーやルールーは
「行動科学でひも解くと重要な技術である」
ということが浮かび上がります。

 

 

営業の成功率を高めるには
「脳のメカニズムを先回りする」
ことが重要ということです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

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上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

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今日は「省略することで生じるミス」というテーマに触れてみました。

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