あなたの意見が一瞬で変わることが体験できる!?「友人の独立を応援できますか?」

2023.04.07

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたの主張が一瞬にして賭けに変わる瞬間を誰もが知っている

 

 

今日は
「主張と賭け」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたは会社を辞め独立し、飲食店を始めた友人を応援できない??

②主張と賭けは立場によっても変わる

③主張と賭けは表裏一体、瞬間的に性質が変わる理由は?

 

 

■あなたは会社を辞め独立し、飲食店を始めた友人を応援できない??

 

 

友人が会社を辞め独立して
「飲食店」
を始めました。

 

 

ただ、経験があるわけでもなかったので
「軌道に乗せるのを苦労している」
という話を聞きました。

 

 

あなたは友人に
「大丈夫だよ!みんな最初は苦労するもんだよ。絶対にうまくいくよ!」
と励ましの言葉を掛けます。

 

 

友人は
「ありがとう!頑張る!それなら会社の同僚やお客様にうちの店を紹介してくれる?」
とあなたに言います。

 

 

するとあなたは急に不安になるでしょう。

始めたばかりだし、一度も友人が作った料理を口にしていません。

 

 

「励ましはしたものの、本当に友人に飲食店の経営ができるのだろうか??」
と無意識のうちにあなたは自問をし始めます。

 

 

あなたが友人を励ました気持ちに
「ウソ」
は存在しなかったはずです。

 

 

真剣に考えていなかったため、耳当たりの良い言葉を並べただけです。

 

 

しかし、あなたの周りの人を巻き込むとなると
「評判のリスク」
があなたに発生することになります。

 

 

リスクと励ましを天秤にかけたとき
「リスクを大きく感じたため不安になった」
ということです。

 

 

もし仲間やお客様を紹介して
「ひどいお店を紹介された」
となってしまっては、あなたの評判を落とすだけになるからです。

 

 

■主張と賭けは立場によっても変わるもの

 

 

友人との短い会話の間に
「2つの心理」
が存在しました。

 

 

決して友人にも自分にも嘘をついているわけではありません。

2つとも確かに存在する考えです。

 

 

実は組織の中でも同様なことが起きています。

 

 

マーケティング部門は
「自社を広く知ってもらう活動を行う」
ことが仕事です。

 

 

自社の良い部分や強みを
「わかりやすいメッセージに変え発信する」
ことが求められています。

 

 

そんな中、競合他社が
「大々的にキャンペーンを行う」
ことがわかりました。

 

 

キャンペーンの内容は
「競合商品も含め研究機関で製品調査をしたデータを公表する」
というものです。

 

 

競合は自分たちの製品にかなりの自信があるようです。

ブランド名は伏せられたとしても、消費者は気づくことでしょう。

 

 

しかしマーケティング部門には重要なことではありません。

自社の良い点を発信することが最も重要なミッションだからです。

 

 

仮に研究機関の結果が悪くても関心がありません。

もしよかったら強みの材料が1つ増える程度に考えるだけです。

 

 

しかし経営陣は違います。

 

 

ネガティブな調査結果が出た場合の
「業績への影響」
を真っ先に考えます。

 

 

すぐにでも
「ブランドチェンジをするユーザーがどのくらいできるか」
を試算させることでしょう。

 

 

どのような調査結果が出るかは
「賭け」
のようなものです。

 

 

冒頭の
「独立して飲食店を始めた友人との会話」
と同じことです。

 

 

同僚やお客様に紹介するのは
「賭け」
となります。

 

 

ただ、リスクを考えない励ましは
「主張」
をしているだけで済んでいるということです。

 

 

■主張と賭けは表裏一体、瞬間的に性質が変わる理由は?

 

 

主張と賭けの性質が変わるのは
「見ているものの違い」
となります。

 

 

主張は良い部分に着目をしています。

賭けは悪い部分に着目をしています。

 

 

励ましの言葉とマーケティング部門は
「良い部分」
だけを見た考えです。

 

 

紹介と経営陣は
「リスク」
を見た考えです。

 

 

人の脳は同じ状況にもかかわらず
「主張と賭け」
を簡単にすり替えて生きています。

 

 

例えば計画立案も同様です。

 

 

計画を立てているときは
「都合の良い主張」

をし続けるでしょう。

 

 

しかしいざ実行に移すとなると
「リスクや障害」
ばかりに目を向け行動が作られないこともざらにあります。

 

 

営業も一緒です。

 

 

営業は自社商品を主張します。

お客様は導入した時のリスクを考えます。

 

 

主張と賭けは立場でも、時間でも変化します。

 

 

言ってしまえば
「都合の良い考え方をいつも無意識のうちにしている」
ということです。

 

 

無意識の思考変化をし続けると
「エラー」
が頻発するということです。

 

 

計画はうまくいかない

商談はうまくいかない

友人に口ばっかりと思われる

 

 

では
「無意識に起こってしまう」
ということを事前に意識していたらどうでしょうか?

 

 

ちゃんと行動が作られるような計画を立てるでしょう。

お客様の導入リスクを取り除く提案をするでしょう。

友人にも安易な励ましの言葉をしなくなるでしょう。

 

 

空を見上げたら
「雨が降りそうだけら傘を持っていこう」
となるのと一緒です。

 

 

脳のメカニズムを知り、少しだけ先回りするだけで
「行動と結果が劇的に変わる」
ということは証明されています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

【ご連絡フォーム】

 

 

今日は「主張と賭け」というテーマに触れてみました。

売上直結型「BtoB」営業研修
無料相談受付中!
売上直結型「BtoB」営業研修ランディングページバナー

著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

記事カテゴリー