とても疲れた1日の最後…あなたも間違いなく〇〇〇が欲しくなる!?

2022.06.24

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

とても疲れた1日、あなたが夕食で食べるものを当ててみます

 

 

今日は
「疲れたときに欲しくなるもの」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①とても大変で疲れた1日、夕食は何を選びますか?

②謎を解くには2つの側面から見る必要がある

③営業が実験結果を活かすとしたらどうする!?

 

 

■とても大変で疲れた1日、夕食は何を選びますか?

 

 

あなたは長く大変だった1日を終えようとしています。

これ以上ないほど消耗をしました。

 

 

朝から会議、商談、企画書作成とかなりの仕事が詰まっていました。

ようやく終わり帰路につけます。

もう髪の毛の先まで疲れ切っているのではないか、と思うくらいです。

 

 

もちろん帰ってから料理をする気にはなりません。

歩いていると3軒のお店が並んでいます。

 

 

1つは新鮮な野菜がウリの小さなビストロ

となりには、人気のラーメン屋さん

もう1つは家族経営のピザ屋さん

 

 

さてあなたはどこのお店を選びますか?

お店で食べてもテイクアウトでも構いません。

 

 

この状況だと多くの人が
「ラーメンかピザを選択する」
こととなります。

 

 

ストレスの多い日は
「身体によくないものを選んでしまう」
という傾向があります。

 

 

あなたも経験があるのではないでしょうか?

 

 

■謎を解くには2つの側面から見る必要がある

 

 

この謎を解くには2つの側面から見る必要があります。

 

 

合理的な考えと衝動的な考えのせめぎ合いです。

 

 

「身体に悪い食べ物は避けた方が良い」

「こってりとしたものが食べたい」

 

 

欲望と理性といったほうがピンとくるでしょうか?

古くから2つの考えについては数々の研究がされています。

 

 

そのうちの1つを見てみましょう。

 

 

スタンフォード大学のババ教授

インディアナ大学のサーシャ教授

2人の研究です。

 

 

研究では参加者を2つのグループに分け
「数字を覚えてもらう」
という課題に取り組んでもらいます。

 

 

Aチーム 2桁の数字(例えば35)

Bチーム 7桁の数字(例えば7386943)

 

 

それぞれの数字を記憶してもらいます。

 

 

そして記憶した後、部屋を出て廊下の突き当りにある場所で
「覚えた数字を正しく答えてもらう」
ということを行いました。

 

 

正しく答えられれば報酬が支払われます。

間違った場合には報酬は出ません。

 

 

実験参加者は一瞬だけ数字を見せられ記憶をします。

そして廊下に出て答え合わせの場所に向かいます。

 

 

廊下の途中に
「1台のカート」
が置いてあります。

 

 

カートには
「濃厚なチョコレートケーキ」と「身体に良さそうなフルーツ」
が載せられています。

 

 

数字を伝えた後、どちらかのデザートを食べても良いと言われます。

ただし、どちらを選ぶかは今決める必要があります。

 

 

実験参加者はどちらかを選び
「引換券」
をもらって数字を伝えに来ます。

 

 

2桁の数字のAグループは
「35」
という数字は余裕で覚えていられます。

 

 

しかし7桁のBグループは
「7386943」
という数字を繰り返し頭の中で復唄をしています。

 

なぜなら数字を間違えたら報酬が無しだからです。

 

 

さて、実験の結果は予想できたでしょう。

 

 

2桁の数字を暗記したAグループの方が
「身体によいフルーツ」
を選択した人が多いという結果になりました。

 

 

7桁の数字で脳の認知領域を占有されたBグループの人は
「濃厚なチョコレートケーキ」
を選択した人が多くを占めました。

 

 

たったこれだけでも
「人の選択が変わる」
ということを鮮やかに示した実験です。

 

 

■営業が実験結果を活かすとしたらどうする!?

 

 

ここまで触れた話は
「営業」
に活用することが出来ます。

 

 

脳が疲れた状態は
「考える努力が出来ない状態」
と言い換えることが出来ます。

 

 

新規営業の際にお客様の基本的な反応は
「イエス」「ノー」
どちらでしょうか?

 

 

案件発生のルートにもよりますが
「基本的にはノーの選択」
をすることがお客様の判断です。

 

 

理由は関係性の薄い相手との話は
「信用しないように」
と脳が無意識に警告を出しているからです。

 

 

営業に対するお客様の
「デフォルト」
と考えても良いでしょう。

 

 

さて、ここまで触れた思考メカニズムから
「この時間に新規営業の商談を行うべきか?」
はわかりますか?

 

 

時間の設定を変えるだけでも
「次のステップに進む確率」
はかなり変わってきます。

 

 

マネジメントでも同様です。

 

 

「計画に関する会議」
を行うには最適な時間があります。

 

 

何時から行えばよいでしょうか?

また褒める時は?

叱るときは?

 

 

脳のエネルギーの状態によって
「伝える言葉は一緒だとしても効果が変わる」
ということです。

 

 

ビジネスにおいて成果を出すには
「脳のメカニズム」
を先回りすることが大切です。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネジメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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今日は「疲れたときに欲しくなるもの」というテーマに触れてみました。

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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