どんな組織でも必ず通る「成熟の法則4ステップ」

2018.01.29

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「組織の成熟の流れ」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

組織にはいくつかのステージがあります。

成長期

停滞期

変革期

 

この流れには一定の法則があると思います。

いきなり成長はしないですし、停滞もしません。

 

 

それでは

「組織の成熟のプロセス」

についてみてみましょう

 

 

組織の成熟プロセスは

「4つのステップ」

を経ていくことになります。

 

 

まず初めは

「バラバラ」

という状態です。

どんな組織でもここからスタートします。

 

 

お互いも知らない

それぞれが帰属意識も低い

過去の経験でしか判断しあわない

 

こんな組織の状態です。

 

 

次は

「対立関係」

です。

 

バラバラだった組織もしばらくすると

「メンバー特徴や考え方」

を知るようになります。

 

 

個人的な関係も深まる

集団の一員という自覚も高まります

組織に貢献したいという意欲も高まります

 

 

ここで起きるのが

「対立」

です。

 

 

意思決定の結論の良し悪し

仕事の進め方の判断軸

目指すゴールの相違

 

このような違いが目立ちます。

 

 

価値観が定まっていないので

コミュニケーションが取れない

対立が激化する

状況になります。

 

 

場合によっては

「集団が停滞・崩壊の危機に直面する」

ということもあります。

 

 

しかし、この対立を乗り越えると

「団結」

というステージを迎えます。

 

 

 

組織において

価値観

スタイル

行動規範

これらが形成され共有化されます。

 

 

各自がそうした考え方に沿って行動します。

 

組織への帰属意識

当事者意識

が高まります。

 

 

メンバーのモチベーションの

「社会関係欲求」

が満たされている状態です。

 

非常に良い状態と言えるでしょう。

しかし、しばらくすると何が起きるでしょうか?

 

 

この状態を

「維持しよう」

というチカラが強まります。

 

「このままでうまくいく」

という考え方に支配されます。

ただこの時が組織のパフォーマンスが一番いい時期かもしれません。

 

 

しかし気づけば

「外部環境が変化」

しています。

 

それにより

組織が生み出すべき価値

組織のあるべき姿

が変化しているにも関わらず

 

「変化に対応できない」

という状態になります。

 

 

組織の内部でも

「閉塞感・停滞感」

を感じるようになります。

 

 

この状態で

「変革」

という言葉が使われるようになります。

 

 

これまで

ベンチャー企業の立ち上げてきた自身の経験

コンサルティングで様々な企業のカタチ

を見てきました。

 

 

その経験からも、このステップについては

「どの組織も同じステップ」

ということを肌で感じています。

 

 

自分たちの組織がどのステップなのか?

ということを考慮しておくと

 

個人と組織の

「言葉と行動」

が変わります。

 

上手くコントロールしていくことが重要です。

 

 

今日は

「組織の成熟の流れ」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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