スペインサッカーの指導方法とビジネスの共通点

2017.09.27

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「スペインサッカーの指導方法」

について触れてみたいと思います。

 

 

スペインのサッカーと言えば

バルセロナ

レアルマドリード

といった世界でも1,2を争うクラブチームがあります。

 

多くのプロサッカー選手のあこがれのチームです。

 

 

また、代表でもW杯と欧州選手権を連覇をする強さを誇ります。

次回のロシアW杯予選でも無敗でグループ首位を堅持しています。

 

 

このようにサッカー界をけん引しているのがスペインです。

「個人の能力」

「組織の能力」

共に非常に高いチカラを持っているということです。

 

 

 

以前、元日本代表監督である、岡田武史氏の対談を見たことがあります。

その時にスペインサッカーの指導法について触れていました。

 

 

私自身そこで勘違いに気付かされました。

 

 

海外チームの指導イメージは

「個のチカラ」

を優先しているイメージがありました。

 

 

「個人の力がなければ戦えない」

 

世界なので育成からいかに個のチカラを伸ばしていくか。

という点に焦点が当てられていると思っていました。

 

 

ただ実際は

「育成年代では戦術や組織の動きをすりこむ」

ということを徹底的に行っているそうです。

 

そしてトップチームに上がったときに

「持っている才能を伸ばす」

という育成方法だということを対談で岡田氏は言っていました。

 

 

 

このことは

「ビジネスの世界でも重要」

だと感じています。

 

 

企業セミナーで感じることの一つに

「基本的なトレーニングを受けていない」

というビジネスパーソンが多いということがあげられます。

 

 

 

「組織的な動きができない」

というのもその一つです。

 

 

自分の考えだけで動いてしまう

上司も予算を割り振るだけで部下に任せきり

 

こんな組織にお会いすることがあります。

皆さんも心当たりはありませんか?

 

 

そういった組織では

組織の在り方とは

組織の中での役割とは

市場の中での立ち位置とは

といったトレーニングがメンバーに必要になってきます。

 

 

ビジネスにおいても

「個のチカラ」

は必要です。

 

ただし、それを十分に発揮させるにも

「組織の中でどう機能するか」

という指導が必要ではないでしょうか?

 

 

今日は

「スペインサッカーの指導方法」

とビジネスの共通点の気づきに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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