ヒトの仕事がコンピュータに代わる理由は「iPDCA」

2018.05.14

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

今日は

「コンピュータ」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

皆さん一度周りを見渡してみてください。

 

 

どれだけの

「コンピュータ」

が存在しているでしょうか?

 

 

10個見つけてみてください。

 

 

 

スマートフォン

パソコン

TV

自動車

電車

ゲーム機

券売機

電子レンジ

炊飯器

自動ドア

 

このようにすぐに見つかることでしょう。

 

 

上記はすべて

「コンピューター」

と言えます。

 

 

ではもう1つ質問です。

 

 

上記のコンピュータに

「共通するもの」

はなんでしょうか?

 

 

 

それは

「プロセス」

が一緒ということです。

 

 

細かい部分では当然異なりますが

「入力」⇒「処理」⇒「出力」

というプロセスです。

 

 

「入力」

データを入れる

クリックする/タップする

センサーで情報を感知する

など

 

「処理」

計算

記録

組み合わせ

など

 

「出力」

結果を表示

ファイルに保存

動作

など

 

 

コンピュータの仕事は

 

入力された情報に対して

「処理を行い」

求められた出力をする

 

 

と定義をすることができます。

 

 

 

明確に

入力

処理

出力

の働きがわけられています。

 

 

もう1点

「違う視点」

で見てみましょう。

 

 

テクノロジーによって

「人間の仕事が取って代わる」

構造的な理由は何でしょうか?

 

 

当然

効率化

人手不足

コスト削減

などの理由があります。

 

 

前述の

「入力」⇒「処理」⇒「出力」

をもう一度見てください。

 

 

これはどこかで見かけていませんか?

 

 

「インプット⇒仮説⇒アウトプット」

という風に言い換えられます。

 

 

我々が日々行っていることです。

 

 

構造的に一緒だから

「テクノロジーが仕事をかわりにできる」

といえるのかもしれません。

 

 

では

「人間しかできない仕事」

を考えてみましょう。

 

 

これは

「iPDCA」

で整理してみると良いですね。

 

 

i 情報を入手する

P 仮説を立てる

D 実行をする

C 検証をする

A それを次の情報とする

というサイクルです。

 

 

この

仮説を立てる

検証をする

という部分は

 

 

現時点では

「人間のほうが上回っている」

のではないでしょうか?

 

 

決まっていることは

「コンピュータ」

に勝てません。

 

 

しかし

「情報から新しい視点を生み出す」

というのは人間だからこそできることです。

 

 

逆に、自分の仕事でこの部分がなければ

「今後、機械に奪われる仕事しかしていない」

ということになるのかもしれません。

 

 

もう少しだけ見てみましょう。

 

「タクシードライバー」

の例です。

 

 

ベテランドライバーの経験

乗降データによるAIの予測

でどちらが売上を上げられるか対決しました。

 

 

結果は

「引き分け」

でした。

 

 

このように

「顕在ニーズを持った人を見つける」

というのは機械でもできるようになっているということです。

 

 

我々に求められるのは

「目の前の情報から潜在ニーズを見つける」

ということなのかもしれませんね。

 

 

今日は

「コンピュータ」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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