ビジネスマンのあなたに 実際にあるドラえもんの道具

2018.04.01

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日から4月です。

 

 

また4月1日は

「エイプリールフール」

です。

 

 

皆さんはこの日に

「どんな想い出」

がありますか?

 

 

私は

「ドラえもんの話」

を思い出します。

 

 

「帰ってきたドラえもん」

というお話です。

 

 

人気のある話なので覚えている方も多いかもしれません。

 

 

物語の中も

「エイプリールフール」

の話です。

 

 

少しあらすじを見てみましょう。

 

 

のび太はドラえもんがいなくなって寂しい想いをしています。

 

4月1日にジャイアンがのび太に

「そこでドラえもんに会った!」

と嘘をつきます。

 

 

のび太は興奮して探しますが見つかりません。

 

 

そして空き地で

「嘘である」

ことを告げられます。

 

 

のび太もこれだけは許せません。

 

 

そこでドラえもんが未来に帰る前に

「1つだけ残していった道具」

を使うことにします。

 

 

たった一度だけ必要な道具が出てくる

「ドラえもんボックス」

です。

 

 

その箱明けると

「うそ800」

という道具が出てきます。

 

 

これを飲めば

「全てのことがウソにできる」

「反対のことが起きる」

という道具です。

 

 

「スネ夫は犬にかまれない」

といって犬にかませます。

 

「ジャイアンはお母さんにかわいがられる」

と言ってお母さんにひどく怒られます。

 

 

しかし

「むなしいだけののび太」

です。

 

 

「こんなことをしてもドラえもんは帰ってこないのだから」

とつぶやきます。

 

 

うそ800の効果で

「反対」

のことが起きます。

 

 

部屋に戻ると

「ドラえもん」

が帰ってきていました。

 

 

「ドラえもん大嫌い」

「ずっと、ずっと一緒にいない」

といって泣きながら反対の言葉で喜び合う二人。

 

 

こんなお話です。

 

 

こういう道具があれば

「便利」

ですね。

 

 

しかし物語の中のお話しです。

 

 

ただビジネスで使える

「うそ800に似た道具」

なら実はあります。

 

 

エイプリールフールだから

「うそ」

を言っているわけではありません。

 

 

では、それはどんなものでしょうか?

 

 

「やりたいことが見つからない」

という人向けの道具です。

 

 

中々

「やりたいこと」

というのを見つけるのは難しいという人もいらっしゃるかもしれません。

 

 

経営者の方でも困っている方がいらっしゃいます。

 

 

ただ

「やりたくないこと」

であれば人は簡単にいくつも出せます。

 

 

少し考えてみてみください。

出来れば紙に書いても良いかもしれません。

 

 

 

例えば

頭を下げて営業したくない

支払いの悪い取引先とは付き合いたくない

納期が厳しいだけの仕事はやりたくない

 

 

という風に

「スラスラ」

出てくることと思います。

 

 

では次に

「反対のこと」

を書いてみてください。

 

 

先ほどの例だと

 

営業をしないビジネス

即金で行うビジネス

計画的に実行できるビジネス

 

となります。

 

 

先ほどやりたくないといった反対のことが

「やりたいこと」

ではないでしょうか?

 

 

「うそ800」

ではありませんが、

 

「反対のこと」

を考えると見つけやすいという道具です。

 

 

是非、一度実践してみると

「今期の方向性」

というのを見いだせるかもしれませんね。

 

 

今日は

「エイプリールフール」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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