今日は
「とあるサッカーチーム」
について触れてみたいと思います。
今、注目をされているサッカーチームがあります。
「いわきFC」
というチームです。
日本のサッカーは
J1をトップディビジョンとしてJ2、J3と続きます。
いわきFCは創設間もない
「実質7部」
のチームです。
ではなぜ注目をされているのでしょうか?
その点を見てみましょう。
1 結果を残した
サッカーの世界では下位のチームが上位のチームを倒すことを
「ジャイアントキリング」
と言います。
天皇杯2回戦で7部のいわきFCがトップディビジョンのチームを倒しました。
このことで注目が集まりました。
2 サッカーの常識を壊す
いわきFCはアンダーアーマーを展開するドーム社の後押しを受けています。
日本でも屈指のフィジカルトレーニング施設を持っています。
またその施設は
「日本初」
商業施設一体型のクラブハウスです。
プレオープン中ですが、計画の30%を上回る売り上げがあるようです。
そこで鍛えられた選手は
「デカくて強くて速い」
という選手です。
サッカー界の常識として
「筋肉をつけるとスピードが無くなる」
というものがあります。
そんな常識を覆すという想いがあります。
実際にピッチに立つ選手はラグビー選手のような選手が多いですね。
「デカくて強くて速い選手」
が90分間走り続ける姿は、これまでの日本サッカーでは見られない光景です。
そして今
「信念が正しいことを証明されようとしている」
ので注目が高まっています。
実際に県リーグや天皇杯の予選で
「サッカーのスコア」
とは思えない結果を残しています。
23-0
15-0
という結果です。
J1チームには5-2で勝利をしました。
3 明確なビジョン
いわきFCのビジョンは明確です。
「いわき市を東北一の都市にする」
というビジョンを掲げています。
サッカーというスポーツが持つ経済的な価値を最大限引き出す
サッカー専用スタジアムに多くの熱狂的な観客を呼び込む
いわきFCが「いわき」のブランドを上げていく
お金、若者が惹きつけられ町が変わっていく
ヨーロッパの100年の歴史で実現されてきた
「サッカーによる町おこし」
を日本でも成功させようという力強いビジョンです。
J1になることが目的ではないということです。
これまでの
「日本サッカーになかった挑戦」
が注目をされている点だと思います。
いわきFCを
「成長企業のバックアップ=お金」
が支えていることは間違いありません。
しかしそれよりも原動力となっているのは
「ビジョン」
が明確だからだと思います。
そのビジョンに
「共感」
をしたすべての人たちが、
「当事者意識」
をもって行動をしているのでしょう。
その原動力が
「短期間で結果を残す」
ということになっているのでしょう。
フィリップコトラーもこう言っています。
「マーケティング戦略において重要なこと」
自社が決定したビジョンやミッションを達成することを強く意識する必要がある。
新しいチームの夢への挑戦はこれからも注目されると思います。
今夜も天皇杯でJ1チームとの清水エスパルスと対戦します。
どんな試合になるでしょうか。
今日は
「とあるサッカーチーム」
をテーマにしてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤