好き嫌いは脳で判断?ココロ判断?「好きと嫌いの最大の決め手は〇〇〇」

2022.06.18

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

好き嫌いの出発点はどこにあるのでしょうか?

 

 

今日は
「好き嫌い」
をテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①好き嫌いの決め手になるのは〇〇だった

②無意識のうちに人は「好きより嫌いに反応している」

③好き嫌いで物事を判断するとどうなるのか?

 

 

■好き嫌いの最大の決め手は〇〇だった

 

 

些細なことがきっかけで
「好き」
になっていることもあったでしょう。

 

 

逆に出会った瞬間に
「なんかこの人嫌い」
ということもあったと思います。

 

 

「好き嫌い」
というのはいったいどこからくるでしょうか?

 

 

好きと嫌いは感情なので
「ココロ」
からくるものでしょうか?

 

 

ただしココロとは一体何でしょうか?

 

 

脳科学でわかっていることは
「好き嫌いは記憶から来ている」
ということです。

 

 

あなたの過去の記憶が
「目の前の好き嫌いを決めている」
といっても良いでしょう。

 

 

■無意識のうちに人は「好きより嫌いに反応している」

 

 

脳の部位の話をすると
「偏桃体」
の働きが鍵となっています。

 

 

この時点で読むのをやめようと思う方も出てくると思うので、専門用語はやめにしましょう(笑)

 

 

人が一番反応するのは
「危険から身を守る」
ということです。

 

 

言うならば
「好きよりも嫌いに早く反応する」
ように作られています。

 

 

恐らくあなたも一目ぼれした回数より
「生理的に無理と思った回数」
の方が多いでしょう。

 

 

それは不快なことにより反応する性質があるからです。

 

 

ただし
「自分の感情を感知する」
というのは人は得意ではありません。

 

 

つまり
「好きである理由」
というのには気づきにくいのかもしれません。

 

 

例えば
「もう使わないのに捨てられないもの」
が1つの例に挙げられます。

 

 

もしかしたらあなたの周りにも
「決して使わないのに捨てられない」
というものがあるのかもしれません。

 

 

その理由は
「昔使っていた記憶において快感であった」
からなのかもしれません。

 

 

明確な不快でないと
「自分自身の感情に気づきにくい」
ため、愛着があるという言葉に置き換えて手放さずにいるということです。

 

 

結局のところ
「好き」
という感情は脳が自動的に識別しているということです。

 

 

自分の思考とつながらないため
「コントロールすることが難しい」
となります。

 

 

つまり考えたことではないので
「好きという感情はココロからくる」
と思うということです。

 

 

■好き嫌いで物事を判断するとどうなるのか?

 

 

直感にも近い
「好き嫌いで判断する」
というのは間違いとも言えません。

 

そもそも好き嫌いが
「過去の記憶」
からくるものなので、経験したことと言い換えられます。

 

 

過去に経験したことなら
「初めてのことより対処できる可能性がある」
ということです。

 

 

ただし重要な判断については
「思考を使った判断をする方が賢明である」
といえるのかもしれません。

 

 

昔から
「お見合い結婚」と「恋愛結婚」
では離婚率が違うと言われていました。

 

 

お見合いで結婚をする場合
「条件など思考を使う判断」
が伴っています。

 

 

一方で恋愛の場合
「コントロールできない思考」
によって判断をしています。

 

 

わかりやすい例で挙げましたが
「失敗を避ける」
という視点で言えば、どちらが優位か見えてきそうです。

 

 

好き嫌いを判断基準にすると
「仕事」
においては少し失敗も出てきてしまうかもしれません。

 

 

なんとなく嫌いという理由で判断すると
「やるべきことをやらない」
というマイナス面が出てきます。

 

 

また好きで選んだ場合
「やらなくていい余計なこと」
に時間を使う可能性も出てきます。

 

 

行動マネジメントにおいて
「明確な判断基準」
は持ち合わせておくべきです。

 

 

定量的、定性的両面から
「明確な基準」
をもつことがマネジメントの原則です。

 

 

「なぜを繰り返す思考」
は昔から重要といわれています。

 

 

その理由や
「曖昧な判断ではなく、明確な基準を定める」
ことにつながる科学的根拠があるからです。

 

 

結論は
「好き嫌いは脳から来ている」
ということです。

 

 

ただし
「好きという感情には思考がつながらない」
ためにココロから来ていると思うということです。

 

 

ビジネスにおいても
「行動科学の視点」
からみると大きな気づきを得ることが出来ます。

 

 

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今日は「好き嫌い」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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