救急救命講習で学ぶ〇〇がマネジメントでも役立つ「指名のチカラとは?」

2023.02.06

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

声のかけ方を1使えるだけで、人の行動が創られる

 

 

今日は
「指名のチカラ」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたは救命講習講習を受けたことがありますか?

②救急救命講習で教わる中で重要な「周りの人への声のかけ方」

③マネジメントで大きな効果を発揮する「指名のチカラ」

 

 

■あなたは救命講習講習を受けたことがありますか?

 

 

あなたは救急救命講習を受けたことはありますか?

 

 

心肺蘇生法

AEDの使用法

止血法

 

 

上記を学ぶことが出来ます。

社員研修の1つに取り入れている企業もあります。

特に不特定の人が集まるサービス業では、研修を受けさせる企業も多いでしょう。

 

 

まず知識を持っておくことは重要です。

知識だけでは行動は創られませんが、最低限の知識と情報が無ければ、全く行動は生まれません。

 

 

例えば
「急に道で倒れてしまった人を見かけた」
ときに、あなたは行動を起こせますか?

 

 

きっと、前日に救急救命講習を受けていれば、行動が起こせるかもしれません。

 

 

しかし、救急車を呼んでよいのか、そもそも手を貸してよいのかわからなければ
「見て見ぬふりをする」
かもしれません。

 

 

決してあなたが薄情だからではありません。

知らないことで、行動が生まれないだけです。

 

 

救急救命講習では、心肺蘇生法やAEDの使いかたといった技術だけでなく
「非常に重要な点」
を学ぶことが出来ます。

 

 

■救急救命講習で教わる中で重要な「周りの人への声のかけ方」

 

 

あなたが知識があり、行動を起こせたとします。

しかし、あなた一人ではいのちを助けることは出来ません。

 

 

救急車を呼ぶ

AEDを取りに行く

心肺蘇生法を行う

同時に行うことは出来ません。

 

 

周りにいる人のチカラを借りる必要があります。

 

 

救急救命講習では
「周りの人を巻き込む声掛け」
というものを教えてくれます。

 

 

あなたと同様に、倒れた人のそばに来てくれる人もいるかもしれません。

しかし多くの人は、少し距離を置いて遠くから心配そうに見ています。

心配な気持ちはあれど、行動が起こせなかった人たちです。

 

 

あなたはそんな人たちを巻き込まなければなりません。

まずは救急車を呼んでもらう必要があります。

 

 

「誰か救急車を呼んでください!」
とあなたが声をかけても、誰も動いてくれないでしょう。

 

 

薄情でも何でもなく
「こんな状況でも失敗して恥をかきたくない」
という心理が無意識に働くからです。

 

 

救急救命講習では正しい声掛けの仕方を教えてくれます。

 

 

指をさして
「そこのあなた!救急車を呼んでください」
と指名をして声をかけるのです。

 

 

この瞬間に
「人の目の中で指名を逃れるほうが、失敗よりも恥ずかしい」
と感情の変化を創り出します。

 

 

もしあなたが救急救命の知識が無くても構いません。

倒れた人のところに、駆け寄ってあげましょう。

 

 

そして周りの人に
「あなたは救急救命の知識はありますか?」
と指名しながら聞けば良いのです。

 

 

年間100万人以上が講習を受けているので、周りの誰かは対応できるでしょう。

しかし恥ずかしい気持ちが優先してしまい、1歩目が出なかっただけの人もいるはずです。

 

 

■マネジメントで大きな効果を発揮する「指名のチカラ」

 

 

誰かの行動を創るために
「指名のチカラ」
はマネジメントでも活用できます。

 

 

人は集団の中にいると
「無意識の手抜き」
が発生します。

 

 

「誰かがやってくれるだろう」

「自分がやって失敗したら恥ずかしい」

「自分よりふさわしい人がやるべき」

 

 

上記の怠けた考えは
「人間の本能として無意識に生じる」
ものです。

 

 

コンサルティングの場でも
「うちの社員は自主性が無い」
という声を聴くことがあります。

 

 

しかしそれは自主性が無いのではなく
「正しいアプローチを行っていないだけ」
です。

 

 

リーダーが
「誰かやっておいて欲しい」
という声掛けをしている以上、誰も動きません。

 

 

多くの人は
「モチベーションと行動の関係」
を正しく理解をしていません。

 

 

ほとんどが
「意志のチカラ」
からくるものと考えているからです。

 

 

しかし行動は
「意志のチカラを頼った瞬間に消える」
と思っているのがちょうど良いでしょう。

 

 

意志のチカラは頼ってはいけません。

脳のメカニズムを先回りすればよいだけです。

 

 

例えばメンバーの行動を創りたかったら、下記の依頼の仕方が効果的です。

 

 

「あなたはウチで最も〇〇が出来る人だから、この仕事を頼みたい」
と声をかけてみましょう。

 

 

「指名」×「枠」を組み合わせた声がけ法です。

一気にモチベーションが高まり、役割を果たしてくれるようになるでしょう。

 

 

人の行動の99%は
「無意識のうちに選択されている」
からです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

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売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

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今日は「指名のチカラ」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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