本日の記事の見出し
第一印象の評価はどこまで信じてよいのか?
今日は
「印象と本性」
というテーマに触れてみたいと思います。
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■人の第一印象は何秒で決まってしまうのか?
人が生きていくにおいて
「第一印象」
は非常に重要です。
中学生の月報などでも
「メラビアンの法則」
とともに、身だしなみの重要性をうたっていたりします。
そして特に仕事においては、さらに重要な要素になるでしょう。
第一印象は
「最初の3秒」
で相手の脳が決定づけを行います。
そして最初の印象はなかなか変わりません。
理由は
「人の脳は自分が決めたことを指示する情報しか見ない」
からです。
第一印象でイマイチと感じたら
「イマイチとなる情報にしか気づかなくなる」
ということです。
その為、入社直後の研修では
「身だしなみや所作」
について教育をされることになります。
■ちなみに第一印象はどれほど当てになるのでしょうか?
ただし
「メラビアンの法則」
については多くの人が誤解をしています。
第一印象で
「視覚情報が55%を占める」
という情報から、見た目だけが重要と思われがちです。
しかし、全く違います。
視覚情報
聴覚情報
言語情報
全てを総合して判断をしているのです。
3つの知覚情報の中で、視覚情報が占める割合が多いという話です。
ビジネスにおいて重要なことは
「第一印象の判断はなかなか変わらない」
ということです。
営業であれば最初の印象が
「提案の価値」
にもつながるので、特に重要とされています。
しかし
「印象と本性は違う」
ということも事実です。
これにはある実験の結果があります。
心理学者
「ロビン・ドウズ」
の実験です。
ある大学院で募集をしたところ
「800名」
の入学志願者がいました。
800人を面接して
「評価の高い350人」
を入学させました。
ところがその後、急遽50名の追加が必要になりました。
評価の低い700位~800位の学生しか残っていません。
その中から50名を入学させることにしました。
上位350名+下位50名です。
そして入学から卒業までを調査しました。
成績
卒業率
コミュニケーション能力
全く上位と下位の順位に差はなかったということです。
つまり
「面接の印象」と「本性」
はつながらなかったということです。
■第一印象だけでは判断できない、時間や順番でも変わるもの
多く場合
「人は第一印象だけでわかったつもり」
になるということです。
ちなみに
「面接で印象が良い人」=「面接スキルの高い人」
と言い換えても良いでしょう。
面接の印象が良かったからといって
「他の能力も高い」
と考えるのは早計です。
人の印象の判断は簡単に左右されます。
例えば
「面接を受ける順番」
でも評価が簡単に変わります。
場面によって
「最初の人の評価が高くなる」
ということもあります。
もちろんその逆もあります。
また
「質問をする項目の順番」
だけでも評価は変わります。
このことは面接だけでなく
「営業の商談」
においても重要です。
第一印象だけでなく、情報の組み合わせや、面談の時刻も大いに影響します。
影響することを事前に先回り出来れば
「意図する結果を得る確率が飛躍的に上がる」
ということです。
面接を受ける人なら採用を去れる
面接をする側なら、優秀な人材だけを採用する
営業をする人なら契約を取れる
提案を採用する人なら、間違いのないものだけを選ぶ
全ては
「脳のメカニズムを先回りする事」
が重要です。
■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。
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脳科学
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心理学
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行動経済学
上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
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営業研修
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マネージメント研修
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今日は「印象と本性」というテーマに触れてみました。