組織内のやりたくない仕事でも、自発的に取り組んでもらうマネジメントの技術とは?

2023.04.06

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

やりたくない仕事をやらせるにはどうすればよいか?

 

 

今日は
「やりたくない仕事」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①やりたくない仕事とはどんなものでしょうか?

②嫌な仕事でも自発性を促す「著名な心理学者のある研究」

③研究結果に「あと2つ」足すことでより大きなマネジメント成果を手にする

 

 

■やりたくない仕事とはどんなものでしょうか?

 

 

やりたくない仕事とはどんなものでしょうか?

 

 

体力的にキツイ

プレッシャーがかかる

給料が低い

 

 

上記の仕事はやりたくない仕事と定義できるでしょうか?

やりたくない仕事ランキングでも上位に入る理由です。

 

 

やりたくない仕事かどうかは
「離職率」
が1つのバロメーターとなるでしょう。

 

 

3年以内の離職率が50%を超える仕事もあるので、受け入れられにくい仕事もあります。

 

 

職種的にやりたくないと思うもありますが
「自分たちの組織の中でもやりたくない仕事」
というのも存在します。

 

 

メンバーではやりたくありません。

マネージャーであればやらせなくてはなりません。

 

 

効果的な方法はあるのでしょうか?

 

 

■嫌な仕事でも自発性を促す「著名な心理学者のある研究」

 

 

著名な心理学者
「エドワード・L・デシ」
の研究にヒントがあります。

 

 

デシは研究参加者に
「画面に小さな光が出るのでじっと見つめて待ってもらう」
という課題に取り組んでもらいました。

 

 

画面をただじっと見ている
「退屈極まりない課題」
です。

 

 

出来ればやりたくない仕事でしょう。

 

 

チームを3つに分けて
「それぞれのチームで依頼方法を変える」
というのが実験の趣旨です。

 

 

Aチーム

「集中力を高めるための実験です。航空管制官の訓練とほぼ同じです」

 

 

Bチーム

「こんなことやりたくないですよね」

 

 

Cチーム

「やってもやらなくても結構です。でももしよかったら…。」

 

 

Dチーム

ただ、課題をやらせた。

 

 

さて、実験結果はどうなったでしょうか?

 

 

結果は
「A,B,Cチームが自発的に課題に取り組んだ」
という結果になりました。

 

 

理由は
「声がけの内容」
にあります。

 

 

Aチームは「理由」

Bチームは「同情」

Cチームは「選択」

 

 

それぞれの意味のある声がけを行った結果です。

 

 

何も声をかけなかったより
「自発的な行動」
をとるようになりました。

 

 

■デシの研究結果に「あと2つ」足すことでより大きなマネジメント成果を手にする

 

 

デシの研究結果は
「マネジメント」
のおいて取り入れるべきものです。

 

 

仕事を進めていく上では
「やりたくない仕事」
というものも存在します。

 

 

そして
「誰かがやらなければならなない」
というものです。

 

 

その時にデシの研究の成果を使うとよいでしょう。

 

 

「理由」

「同情」

「選択」

 

 

いずれか、もしくはすべてを入れるとよいでしょう。

 

 

さらに
「方法」「タイミング」
も付け加えると効果は大きく増すことになります。

 

 

私も営業研修やマネジメント研修に数多く登壇をしていますが、
「研修成果」
を確実にするために、デシの研究結果をカスタマイズして取り入れています。

 

 

私の行う研修では
「行動の変化」「確実な成果」
をコミットメントして行っています。

 

 

よくある知識や情報に触れるだけの研修とは一線を画しています。

 

 

もちろん行動と結果を変えるには
「仕掛け」
が必要になります。

 

 

私の実施する研修のすべてのプログラムでは
「最後にある仕掛け」
をして終了をしています。

 

 

行動科学に基づく仕掛けなので
「研修後の行動と成果が変わる」
という結果を確実に導けます。

 

 

理由

同情

選択

方法

タイミング

 

 

上記の要素取り入れることで、受講者全員の行動が変わるということです。

 

 

初対面の研修で実現できているのですから
「普段のマネジメント」
ではもっと容易にできることでしょう。

 

 

行動科学を基軸にすると、簡単に成果を創り出せます。

それが私の提唱しているビジネス理論「行動創造理論?」です。

 

 

研修導入企業が100%のリピートをする理由の1つです。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「やりたくない仕事」」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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