言わないほうがよいのは「考えています」と「体言止め」

2017.02.13

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「目標達成」

「熱」

という2つのテーマに触れてみたいと思います。

 

 

セミナーの中で

「アクションプラン策定」

というプログラムがあります。

 

「自身の行動を体系立てて整理して、明確に行動を創り出す。」

というプログラムです。

 

そのアクションプラン策定にはいくつかルールがあります。

 

そのうちの一つに

「〇〇すると言い切る」

 

というルールがあります。

 

今日はそのルールについて触れていきます。

 

 

このプログラムでは

「アクションプランを作成・発表」

をしてもらいます。

 

シート作成

プレゼンテーション

 

そのどちらにおいても

 

「〇〇する」

と言い切ることをルールとしています。

 

 

しかしルールを逸脱してしまう人も結構います。

 

「3件獲得」

とシートに記入する。

 

「3件獲得したいと考えています」

と発表する。

 

 

これらと比較し、言い切って

「3件獲得する」

と宣言するのはどちらがインパクトがあるでしょうか。

 

 

「考えています」

「思います」

「体言止め」

は謙虚さではなく、できなかった時の保険をかけているにすぎません。

 

ただ実際は保険をかけてできなかったとしても、責められることは変わりません。

 

 

 

「お客さんの前で言いきって、できなかったら・・・」

ということも受講生からたまに聞きます。

 

正直そのような状態であれば、お客さんの前に立つべきではないと思います。

「できると思います」

「たぶん大丈夫です」

「〇〇の方向で」

という言葉からは、共感は創り出されないですね。

 

事前準備をして、

「宣言できる状態」

になって行くべきです。

 

 

この

「宣言する」

というのは

「熱」

を創り出します。

 

「やります」

と宣言した瞬間に熱量が上がります。

 

「自分の熱量」

が変わるのがはっきりわかると思います。

 

またその熱によって、

「行動」

は創り出されます。

 

「自身と他者の両方の行動」

の両方が創り出されます。

 

 

「自分の行動」

「メンバーの行動」

「お客さんの行動」

 

それぞれが

「熱」

によって創り出されます。 

 

 

歴史の話ですが、

「もし坂本龍馬が宣言をしない人物だったら・・・」

 

「薩長同盟をやりたいと思います」

「大政奉還を考えています」

という感じだったら、大義を成し遂げていたでしょうか。

 

少なくともそこには

「大きな熱」

があったはずです。

 

 

「スイッチ」

「トリガー」

というキーワードでいろいろ書籍も出ています。

 

一番は自分自身で

「〇〇する」

という宣言をすることが

 

「スイッチ」

「トリガー」

ではないでしょうか?

 

 

まず1つでもいいので

「考えています」

「体言止め」

をやめてみて

 

「熱」

を感じるのはいかがでしょうか?

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤
 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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