2人の心理学者が考えた「新しいCSRのカタチ」

2018.08.14

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「新しいCSRのカタチ」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

企業活動で

「CSR」

活動というものがあります。

 

 

企業の社会的責任

Corporate Social Responsibility

の頭文字を取ったものです

 

 

日本では

企業の社会的貢献

企業イメージの向上を図る慈善活動

という概念でとらえられていることが多いですね。

 

 

例えば代表的なものだと

富士フィルムと環境保全

ブリヂストンと子供の交通安全

KDDIのタブレットを活用したコミュニティづくり

このような活動があります。

 

 

「自社のビジネスを支える社会貢献」

という位置づけです。

 

 

このCSRのやり方で

「興味深い取り組み方法」

がありました。

 

 

コロンビア大学心理学者

ララ・エイクニン

 

ハーバードビジネススクール心理学者

マイケル・ノートン

 

この2人の考えたものです。

 

 

通常のCSR活動は

「会社が予算を決める」

「会社が還元方法を決定する」

というプロセスです。

 

 

この2つ目の方法決定を

「各従業員にゆだねる」

というものです。

 

 

この方法で行うことで

各団体が恩恵を受ける

企業も社会的責任を果たせる

従業員も満足感を抱ける

ということにつながります。

 

 

多くの企業で

「自分たちの会社の社会貢献事業」

というものに興味ない、知らないとなっているかもしれません

 

 

ただこれを従業員が自らの選択で行えば

間違いなく当事者化される

さらに継続的関係を築こうとする

というような

 

「マインドと行動に変化」

が生まれるでしょう。

 

 

これまでと違う形を実施してみるというのも良いかもしれません。

 

 

また近年

「CSV」

という概念がマイケル・ポーターらによって提唱されています。

 

Creating Shared Value

の頭文字を取ったものです。

 

これは

社会的な課題を自社の強みで解決する

企業の持続的な成長へとつなげていく

 

という

「差別化戦略」

の一つです。

 

 

事業活動そのものが

「社会貢献」

「価値の共有」

という考え方です。

 

 

このような考えで社員一人ひとりが

「社会的価値」

を意識している企業は、間違いなく強い企業と言えるでしょう。

 

 

今日は

「新しいCSRのカタチ」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

 

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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