今日は
「買う」
というテーマに触れてみます。
皆さんは普段仕事では
「買っていただく」
という売り手の立場です。
しかし、一歩外にでれば
「お客さん」
の立場になります。
お客さんとして
モノを見て
モノを選択し
モノを購入する
という選択をします。
買うか買わないか
買うとしたら何を買うか
買うとしたらどこで買うか
買うとしたら誰から買うか
という
「顧客の選択する権利」
を最大限行使をしているはずです。
では、こんな時
「買うという選択」
をするでしょうか?
1自分の欲しいものが見つからない
こんな場合はどうでしょうか?
選択肢をたくさん持つあなたは
「探さずに帰ってしまう」
という行動を取るかもしれません。
2買い方がわからない
モノを手に取ったけれど
注文の仕方が複雑
レジがどこにあるのかわからない
こんな時はどうでしょうか?
諦めて帰ってしまうかもしれません。
3買うのが面倒
買うのに
「印鑑」
が必要
買うのに
「身分証」
が必要
だったらどうでしょうか?
手元にあればいいのですが、無い時は・・・
もしかしたら
「買うのを諦める」
という選択を取るかもしれません。
4在庫を調べるのに時間がかかる
「気にいった洋服」
が見つかりました。
しかしサイズがありません。
在庫があるか聞いてみました。
「確認します」
といったきり、中々戻ってこない
ずいぶん待たされたあなたは
「もういいや」
と帰ってしまうかもしれません。
どうでしょうか?
このような
「不便さを感じる理由」
は何でしょうか?
それは
「売る側にとって当たり前」
しかし
「顧客にとっては当たり前ではない」
ということです。
せっかく
「買う」
と決めたお客様でも
「売り手の目線」
で見てしまっている事象があるために
「買わない」
という選択をしてしまうということが起きています。
知り合いで
「Webサービス」
を展開している会社の役員から聞きました。
ネットで
「買い物かご」
に入れてくれたにも拘わらず
買わずに
「離脱をさせてしまう」
サービスが非常に多いそうです。
申込フォームが
「使いにくい」
ことが大きな理由のようです。
このように
「リアル店舗」
だけでなく
「ネット販売」
でも同じことが言えます。
私のセミナーのプログラムの一部をご紹介いたします。
一度チームメンバー全員で考えてみてはいかがでしょうか?
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【プログラム】
お客様の視点でみて「手間、面倒、不安」なことは?
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これをすることで
「課題」
が見えてくるはずです。
また自分が
「実は顧客視点でなかった」
ということに気づくことができるかもしれません。
今日は
「買う」
というテーマに触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤