今日は
「ナンバーワンマーケティング」
というテーマに触れてみたいと思います。
この
「ナンバーワン」
というのはマーケティング的にも非常に有効です。
A 世界チャンピオンが作ったオムライス
B 本格オムライス
こんな表記があったらどちらに目が引かれますか?
Aの表記
という方が多いのではないでしょうか?
ここではわかりやすく
「世界チャンピオン」
と誇張したので、少し胡散臭いと思われた方もいるかもしれませんが(笑)
「一番のモノ」
があれば人はそれを選びます。
「私はあえて3番目が良い」
という人はあまりいないと思います。
人が行動を起こす理由に
「ナンバーワン」
というのは明確に存在します。
またナンバーワンは
「記憶に残る」
という大きな効果があります。
世界一高い山は?
と聞かれたら誰しもが答えられるでしょう。
では
世界で2番目に高い山は?
世界で3番目に高い山は?
こう聞かれたら
「勉強している人しか答えられない」
のではないでしょうか?
皆さんの
商品
サービス
エリア
などで
「ナンバーワン」
と言えるものは何でしょうか?
一度整理をしてみると良いでしょう。
そして整理出来たら
企画書
チラシ・パンフレット
店頭POP
などに表記すると効果がみられると思います。
もう少し
「ナンバーワン」
に触れていきたいと思います。
絶対に目指すべき
「ナンバーワン」
があります。
それは
「シェア・ナンバーワン」
です。
例えば
製造メーカー A社
があったとします。
A社では
部品の調達を4社
からしていました。
しかし
「効率化とコスト削減」
を考えて
「4社⇒3社に絞る」
ということに決定しました。
ここで
「一番最初に契約を打ち切られる会社」
はどんな会社でしょうか?
それは
「一番シェアが低い会社」
ということになります。
他にはできない
「特別な機能」
があれば別ですが、同じであればそうなります。
逆に外されないのは
「シェアナンバーワン」
です。
新規取引に成功したら
「インナーシェアを高める」
という活動が非常に重要です。
まとめになりますが
「ナンバーワンの領域」
というのは
「広い領域」
である必要はありません。
マーケットを
「セグメント(細分化)」
していくことが重要です。
例えば
「オムライスナンバーワン」
でなくとも
「卵を3個使ったオムライス」
でナンバーワンというものでも構いません。
この作業はマーケティングでいう
「ブルーオーシャン戦略」
に通ずるものでもあります。
是非一度
「ナンバーワン」
を整理して打ち出してみてください。
自尊心も生まれてビジネスを進める
「モチベーション」
にも効果が見られるはずです。
今日は
「ナンバーワンマーケティング」
というテーマに触れてみました。
レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~
齋藤