今すぐやめるべき!あなたが何年も変われない本当の理由、効果がない企業研修が行われる理由も同じ

2024.12.04

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 人は普通にしていれば人は何年も変われません。しかし行動創造理論を使うと非常に高い成果が出ると評判です

 
あなたは変えたいと思うことはありますか?
また、仕事において部下の行動と成果を変えたいと思うことはありますか?
 
 
しかし代わるのは簡単ではないということはありませんか?
 
 
実は人が何年も変われない理由は明らかになっていますが、多くの人は知りません。
 
 
自分だけの問題ならよいのですが、企業や組織、そして高額な研修を行っても変わらないことが起きているのは問題です。
 
 
この記事では人が何年も変われない理由を明らかにし、正しく変化する方法をお伝えします。
 

この記事はこんな風に思っている方へおすすめ!

・自分自身を変えたいと思っているがなかなかできない
・社員の適切な指導法がしりたい
・受講者の行動が変わり効果の出る研修を探している

 
 
この記事をご覧になっているということは、『すぐにでも営業メンバー全員を売れる営業に変えるにはどうしたらよいか』とお考えの方ではありませんか?
 
 
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記事を読み終えたときには、あなたが何年も変われない本当の理由、効果がない企業研修が行われる理由が見つかっていることでしょう。
 
 

人が変わろうとするときにほとんどの人がやっている間違い

 
 
人は変わろうとするときに1番最初から大きな間違いを犯します。
 
 
あなたはその間違いは何かわかりますか?
その間違いを最初にしてしまうから、何年も変われないのです。
 
 
そしてそれがあなたが変われない本当の理由でもあります。
 
 

あなたが変われない本当の理由は「意志のチカラ」を信じているから

決意
 さて、あなたは意志のチカラをどれだけ信じていますか?
 

・何かの誘惑に勝とうとしたとき
・今までと違う自分に変わろうとしたとき
・何かを成し遂げようとしたとき

 
上記のチャレンジに対して、あなたは何をしますか?
多くの人は頑張ろうとします。
 
 
つまり意志のチカラで勝とうとします。
 
 
あらかじめお伝えしておきます。
意志のチカラでは、決して上手くいきません。
 
 

【問題】誘惑に対して意思のチカラで勝ってみてください

ケーキ
 
例えば誘惑に対して意志のチカラで打ち勝とうとします。
 
 
誘惑はどこにでもあります。
 

・集中して資料を作るときのスマートフォンの通知
・ダイエット中の甘いケーキの広告
・トレーニングをする前に感じた自身の身体の疲れ

 
しかもあなたを取り巻く誘惑は、技術の進歩と情報の増加により種類も数も、どんどん増え続けています。
 
 
あなたは本当に意志のチカラで誘惑に勝てますか?
 
 
報告書を作成中にスマートフォンのメッセージの通知が来たら無視できますか?
 
 
トレーニングジムに行く予定の日でしたが、仕事で疲れているうえに外は強い雨が降っていても、意思のチカラで休みたいという誘惑に勝てますか?
 
 
大好きなお酒を我慢しようとした休肝日に、おごりでウナギを食べに行こうと誘われても断れますか?
 
 
もし人が誘惑に意志のチカラで打ち勝つことが可能だったら、あるものが世界から消えます。
 
 
当たり前のようにあるものなのですが、それがあなたは何かわかりますか?
 
 

そもそも人が意志のチカラで買われるのであれば「〇〇」はいらない

 
 
人が簡単に意志のチカラで行動を変えられるのであれば、不要なものがあります。
 
 
消えてしまうのは法律です。
 

盗難を防ぐ
飲酒運転を防止する
薬の乱用を抑える

 
意志のチカラで誘惑に勝ち、行動を変えられるのであれば「悪いことをしてはいけない」という法律は必要ないはずです。
 
 
ルールや罰則など規定をしなくても、正しい行動がとり続けられるはずです。
 
 
具体的な例で見ていきましょう。
 
 

近年10年で誕生した非常に強力な誘惑「スマホ」に勝てない

ながらスマホ
 
 
ここ10年で登場した非常に強力な誘惑はスマホです。
 
 
あなたも想像してみてください。
 
 
運転中にあなたに届いたメッセージがが気になります。
 

A メッセージを今すぐ読むメリット
B 衝突して誰かを死亡させてしまう危険

 
さて、AとBを比較しどちらが重要でしょうか?
この選択を考慮することは誰でもできます。
 
 
誰だって運転中にメッセージを見るのは賢明な行動ではないことはわかっています。
 
 
しかし繰り返してしまいます…。
 

・賢明な選択ではないということ
・重大なリスクにつながる可能性があること
・見つかったら罰せられること

 
運転をする人で、運転中にスマホをいじってはいけないということを知らない人はいないでしょう。
 
 
しかし、運転中にスマホを見る人はなくなりません。
罰則受けるドライバーは一向に減りません。
 
 
わかっていても誘惑に勝てないということです。
意思のチカラで行動を変えることができないということです。
 
 

意志のチカラで勝てないのは脳のメカニズム

脳
 
意思のチカラで行動を変えられないのは脳のメカニズムです。
 
 
全ての人の遺伝子には「自分の選択を過大評価する」というメカニズムが刻まれています。
 
 
スマホを操作していても「自分だけは大丈夫」と無意識に過信をしているのです。
 
 
さらには身勝手は理由や様々なこじつけで、正しい方程式をゆがめ正当化を行います。
 
 
根拠がないのに、完璧な未来の自分をあなたの脳が勝手に想像してしまうということです。
 

ダイエット中に甘いものを食べてはいけない
健康のためにトレーニングを続けなければならない
集中しなきゃいけないからスマホを見てはいけない

当たり前のことですが、自分の選択を過大評価することで、間違った行動をとるようになります。
 
 
これがあなたが何年も変われない本当の理由です。
 
 

新しい何かを始めて変わることができない、続けることができないかないのも同じメカニズム

決意
 
自分を変えようとして、何かを始めようとしてもなかなか始められない。
 
 
もし始めたとしても長続きしないのも脳のメカニズムです。
 
 
理由は単純で何かを始めないほうが、とても楽だと脳が感じるからです。
 
 
人の判断は必ず相対的に行われます。
絶対評価は人の脳はできません。
 
 
「大変なこと」VS「誘惑的なこと&楽ちんなこと」を比べて脳は判断をしています。
 
 
さて、比較したときにどちらが勝ちやすいでしょうか?
 
 
もちろん誘惑的で楽なことです。
脳のメカニズムでは、誘惑的でラクな方を選択させます。
 
 
しかしまだあなたの脳はここでもズルをします。
 
 
誘惑的で楽な判断をした時ですら、理由付けをして合理的でありたいという妄信を植え付けます。
 
 
理屈では間違った判断ということはわかっているくせに、賢明な判断をしたように思いこませます。
 
 
他人が聞いたら驚くようなこじつけで、正当化をしているのです。
 
 
あなたは最近飲みすぎていて「今日はやめなくちゃ」と思っていたとします。
 
 
しかし夕方お誘いを受けると「これは仕事の付き合いだ」と考えて飲みに行ってしまう…。
 
 
そんなことはありませんか?
 
 
あなたが何年も変われない本当の理由は「意志のチカラ」を過信しているからです。
 
 
意志のチカラだけで正しい行動をとり続けるのは難しいということです。
 
 
それが脳のメカニズムです。
 
 

無駄な企業研修が繰り返される理由も同じメカニズム

 
 
意志のチカラでは難しいという認識は、とても重要です。
 
 
しかしこのメカニズムをわかっていないため、仕事でも大きな失敗を呼び込みます。
 
 
あなたの会社の社員や部下をマネジメントする場面に置き換えてみましょう。
 
 

人は意思のチカラで変わると思って指導をしたときの失敗


 
上司であるあなたが、人は意志のチカラで変わると思って指導をするとどうなるでしょうか。
 

上司
上司
最初は大変かもしれないが頑張ればできるようになる

 
このコーチングでは決して部下の変化は作られないでしょう。
 
 
もしあなたが「人は意志のチカラでは変わらない」と思って指導をするのときとではやることが異なります。
 
 
しかしほとんどのマネージャーは、意志のチカラで人は変わるとどこかで信じています。
 
 
なぜでしょうか?
もう既にこの記事で触れたことにはまっています。
 
 

コーチングも意志のチカラで変わると信じたほうが楽だから

 
 
意志のチカラで変わると思い込みたいのは「楽」だからです。
 
 
変わらない人に向き合って、変化を創り出すというのはとても大変です。
 
 
そしてあなたはそのうち「うちの社員はなかなか変わらない」という言葉が口から出るようになります。
 

上司
上司
うちの社員はなかなか変わらないんだよね

 
無意識にマネジメントの責任を放棄して、部下の能力や意志のチカラに責任逃れをしようとします。
 
 
それも無意識に…
 
 
「人は意志のチカラでは変わらない」と思ってコーチングを行うことです。
 
 
その方法は十分に存在をしています。
1つは行動創造理論によるコーチング術です。
 
 

多くの企業研修に効果がないのも全く同じメカニズムだった

研修
 
意志のチカラで変わらないメカニズムは、企業研修においても同じです。
 

新しい知識を得る
効率的なテクニック知る
成功事例を知る

 
多くの企業研修のプログラムです。
さて、こんなことで人は変わるでしょうか?
 
 
冷静に考えればほとんどのマネージャーは「NO」と答えられるでしょう。
 
 
しかしそれでも知識・ノウハウの研修を採用し続けています。
効果がないことを知っていながら…
 
 
内部研修であれば、改善を重ねることができるかもしれません。
 
 
しかし一番問題なのは、高額なお金を取る外部研修でも同じということです。
 
 
貴重な時間とお金を使いながら、得たのは知識だけで行動が変わらず、成果が出ないというのはザラにあります。
 
 

人が変わらない無駄な外部研修を避けるたった1つの簡単な質問

 
 
無駄な外部研修の地雷を避けることができるある質問があります。
研修会社の営業に一度聞いてみてください。
 
 
「研修で人は変わりますか?」と質問をしてみてください。
 
 
恐らくほとんどの営業が「変わります」と答えるでしょう。
 
 
もし変わりますと答えたら、その外部研修は見送ったほうが良いでしょう。
 
 
これも未来への過大評価が起こっている可能性があるからです。
 
 
恐らく研修会社の営業は自分たちの提案を否定するようなことは言わないでしょう。
 
 
だからこそ「人は変わりません」と言える営業は信用してもよいということです。
 
 
「そもそも人は変わらない。だからこのプログラムが必要です」と言い切れるということです。
 

A ”人が変わる”ことを前提に作られたプログラム
B ”人が変わらない”ことを前提に作られたプログラム

 
どちらが効果がありそうですか。
 
 
知識やノウハウが必要ないといっているわけではありません。
知識とノウハウだけでは変わらないと言っているのです。
 
 
知識とノウハウを手にしても、行動を変えるのは本人です。
 
 
しかもほとんどの研修やコーチングは、本人の変化に対して意志のチカラだけで戦うことを選択させます。
 
 
新しく学んだことをやったほうが良いとわかっていても「楽だから今まで通りの方法を繰り返す」のが人の脳のメカニズムです。
 
 
この辺りは前半に説明をした通りです。
 
 
あなたが何年も変われない本当に理由と効果のない企業研修が行われる理由は一緒ということです。
 
 
しかし研修の学びを行動と成果に変える方法はあります。
最後のまとめで触れてみたいと思います。
 
 

まとめ

 
 
人が何年も変われない理由は、意志が弱いからではありません。
 
 
むしろ意志のチカラを頼ろうとするから変われないのです、
 
 
重要なことは脳のメカニズムを熟知して、無意識に行動を変えられる環境を整えることです。
 
 
私の提唱する行動創造理論ではその方法を、あらゆる場面で活用できるように体系的にまとめ上げました。
 
 
ノーベル経済学賞を取ったダニエル・カーネマン氏に教わった行動経済学と脳科学がベースとなった理論です。
 
 
人の行動を変えるには自動的に行われる意思決定を正しい方向に導くだけで十分です。
 
 
これを営業研修や管理職研修に使うと、驚くほどの成果が導かれます。
 
 
行動創造理論による企業研修、採用企業から100%のリピートを11年以上継続しています。
 
 
リピートの理由は少ない投資で確実に成果が出続けているからです。
 
 

行動創造理論による「営業研修」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回りが出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
 
 
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
認知心理学
行動経済学
 
 
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業スキル」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけた営業の売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
 
 
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営業で成果を出すには「人の本能に合わせる」だけです。
 
 
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齋藤 英人
齋藤 英人
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しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
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もし売上向上に課題がある営業責任者、研修担当者は早めにご確認いただくことをお勧めいたします。
 
 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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