今日は
「モチベーション」
をテーマにしてみたいと思います。
■あなたはどんな仕事をしていますか?
まず初めに、有名な一節をご紹介いたします。
「NASAの清掃員」
のお話です。
NASAの清掃員は自身の仕事について聞かれたときに、何と答えたでしょうか?
「ゴミを片づける」
「綺麗にする」
「環境を整える」
と答えたのでしょうか?
清掃員はこのように答えたそうです。
「ロケットを飛ばす仕事をしています」
「私は掃除をすることで、人類を月に送ることに貢献している」
と回答をしたのです。
同じ掃除でも目的を変えることで
「やりがい」
が大きく変わるのではないでしょうか?
この話は
「イソップ寓話」
の話に通づるものがあります。
「3人のレンガ積みの職人」
の話しです。
旅人が3人の職人に
「何をしているか?」
聞いた話です。
Aの職人→「レンガ積みに決まっているだろ」
Bの職人→「大きな壁を作っているんだよ」
Cの職人→「歴史に残る大聖堂を作っているんだ」
と答えました。
更に目的も明確です。
Aの職人→目的がなく辛いだけ
Bの職人→家族を養うため
Cの職人→多くの人が悲しみを払い、祝福を受けるため
というものです。
Cの職人が
「一番生き生きとしていた」
という話です。
先ほどのNASAの清掃員は
「Cの職人」
と同じ考えを持っている、と言えます。
■営業マネージャーだったらこう答える
とある営業マネージャーの話です。
目標を達成するためには
「知識とスキルが全て」
と考えていました。
この2つを徹底的に教え込んだそうです。
その結果どうだったでしょうか?
「成績は伸び悩む」
という結果だったようです。
そこでやり方を
「メンバーがワクワクするような小さな目標を達成させる」
ということに変えてみました。
マネージャーは数字ではなく
「目標達成をフォローする」
という役割にまわったそうです。
そうすると
「数字を追うよりも、はるかに成績が伸びた」
という結果になったのです。
今日はモチベーションに関して3つの例をご紹介しました。
いかがでしょうか?
皆さんは
「どんな仕事をしていますか?」
と聞かれたときに、なんて答えますか?