あなたは隠し事をしていますか?隠し事をする人がビジネスで成功できない理由

2020.12.31

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

隠し事をビジネス 

 

今日は
「隠し事」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①あなたは隠し事はありますか??

②ビジネスを成功に導くために隠してはいけないこととは?

③人の脳はすぐに成果が出ないことが大嫌い

 

 

■あなたは隠し事はありますか??

 

 

「隠し事はありますか?」
と聞かれても答える人はいないでしょうね。

 

 

そもそも
「隠していること」
ですからね。

 

 

今日のテーマは
隠し事をするのは良いとか良くないという道徳の話」
ではありません。

 

 

ビジネスの成功において
「隠してはいけないこと」
というお話をします。

 

 

ビジネスを成功に導くために
「絶対に隠してはいけないこと」
があります。

 

 

あなたはピンときましたか?

隠してはいけないこととは何でしょうか?

 

 

■ビジネスを成功に導くために隠してはいけないこととは?

 

 

隠してはいけないことは
「目標」
です。

 

 

目標を達成するためには
「行動」
が必要であることは言われなくてもわかっていることです。

 

 

ただ実際に目標に向かって
「行動力を高める」
というのは少し難しくなります。

 

 

目標を達成するための行動を生み出す一番簡単な方法は
「宣言」
することです。

 

 

これは心理学で
「パブリックコミットメント効果」
と呼ばれるものです。

 

 

自分だけでこっそりやろうとする心理は
「ポジティブな面とネガティブな面」
の両面があります。

 

 

「驚かせたい!」というポジティブな面

「言ってできなかったら恥ずかしい」というネガティブな面があります。

 

 

どちらの動機が強いかは言うまでもありません。

 

 

目標を隠しているのは
「ネガティブな面」
が強いケースがほとんどです。

 

 

 

やる前から
「できるかどうかわからない」
という状態では実行するのは難しいでしょう。

 

 

行動のメカニズムを理解している人なら当たり前の話ですが
「目標は普通にしていては達成しない」
という事実があります。

 

 

「そんなことはない!」
という声が聞こえてきそうですが、科学的に証明されています。

 

 

■人の脳はすぐに成果が出ないことが大嫌い

 

 

ほとんどの目標というのは
「1年」「半年」「四半期」
という単位で立てられると思います。

 

 

決して短い時間ではありません。

実はこの短くない時間が問題です。

 

 

人の脳のメカニズムで
「短期的効果」
と呼ばれるものがあります。

 

 

この効果は
「すぐに成果が出るものを好む」
というものです。

 

 

つまり
「1年先の成果よりも、今すぐ手にできるもの」
を好むということです。

 

 

この効果は
「本能」
によるものです。

 

 

そもそも生き物のメカニズムとして
「1年先」
を考えて生きている動物はいません。

 

 

人は考えることが発達したため
「将来の目標や姿」
をイメージすることができます。

 

 

しかし脳が持っている本能は
「すぐに手に入る価値」
を好むということです。

 

 

例えばダイエットの例が典型です。

 

 

1年後のスリムな姿よりも
「目の前にある甘いもの」
を好むということです。

 

 

数日間なら意志のチカラで我慢できますが、長続きはしません。

 

 

恐らく何かしらの正当な理由をこじつけて
「甘いものを食べる」
という行動を選択するでしょう。

 

 

そしてダイエットは失敗に終わります。

 

 

短期的効果に打ち勝つには
「意志のチカラ」
を借りてはいけません。

 

 

本能の行動に意志のチカラで逆らえるわけがありません。

 

 

必要なのは
「無理なく続けられる環境を整える」
ことです。

 

 

目標を宣言するのは
「環境を整えるやり方の1つ」
です。

 

 

宣言することで長期の目標達成ではなく
「やめた瞬間にばれて恥ずかしい」
という短期で結果が出る環境を創るということです。

 

 

「言った以上やらなければならない」
というのは脳が好む短期的成果だからです。

 

 

目標を立てたら
「バンバン宣言をして」
達成に近づく環境を整えましょう。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

 

営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

 

このようなプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「隠し事」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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