将棋の羽生名人の教え、極めたものが大切にしている「直観力」

2021.01.01

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

ビジネスを成功に導く「直観力」の鍛え方

 

 

今日は
「直観」
をテーマにしていきます。

 

 

<index>

①「直観」と「直感」の違いは判りますか?

②将棋の羽生善治名人のインタビューからの学び

③あなたの直観力を高める「3つの手順」

 

 

■「直観」と「直感」の違いは判りますか?

 

 

まず言葉の定義からしていきます。

 

 

「チョッカン」
という言葉にはどんな文字が当てはまるでしょうか?

 

 

「直感」

「直観」

 

 

上記の2つを当てはめてみます。

同じように見えますが字が違います。

 

 

当然意味も違ってきますが、どんな違いがあるでしょうか?

 

 

それぞれ見てみましょう。

 

 

「直感」

 

本能に近いものです。

感覚で物事を瞬間的にとらえるものです。

 

 

「直観」

 

経験に基づいて直接的に物事をつかみだすというものです。

 

 

同じように見える言葉でも
「意味が全く異なる」
ことがわかります。

 

 

ここからは
「直観」
について掘り下げていきましょう。

 

 

■将棋の羽生善治名人のインタビューからの学び

 

 

直観を知るには将棋の羽生善治名人の
「強さの秘密」
に関するインタビューが学びになります。

 

 

インタビューの中でを話していました。

 

 

常に自己改革に取り組む姿勢

知識や経験に縛られない自由な発想

これが大事である。

 

勝つための思考法を支えているのは「直観」

長く考えると邪念が入ってくる

いくら考えてもわからないときは「直観」にゆだねる

 

 

インタビューはこのような内容でした。

 

 

あれだけの名人も頼りにするのは
「直観」
のようです。

 

 

羽生名人のインタビューから学ぶ「直観力」とは…。

 

 

「数多くの選択肢から適切なものを選択できるチカラ」
ということではないでしょうか?

 

 

■あなたの直観力を高める「3つの手順」

 

 

ビジネスのシーンで考えてみましょう。

 

 

例えば
「お店の魅力を高めるには?」
という課題を考えるとします。

 

 

課題解決のアイデアの数を考えてみましょう。

 

 

A 2つの選択肢がある場合

B 7つの選択肢がある場合

 

 

どちらが
「解決力」
がありそうですか?

 

 

2つからしか選べないよりも
「7つから選ぶ」
だほうが解決力はありそうです。

 

 

では
「100個」
の選択肢があったら??

 

 

う~ん…。

どれを選んでいいかわからなくなりそうです。

 

 

しかしそうでしょうか?

一度、羽生名人の話に戻しましょう。

 

 

将棋では
「1手」
に対して何千、何万という選択肢があるはずです。

 

 

その中から最適な1手を選択する。

 

 

まさに
「直観力」
そのものです。

 

 

そして直観力の精度が高い人が
「強い人」
なのだと思います。

 

 

もう一度
「直観」
という言葉の定義を思い出してみましょう。

 

 

「直観」=経験に基づいて直接的に物事をつかみだす

 

 

直観とは知識と経験に裏付けされたものです。

言い換えれば知識と経験の量が必要ということです。

 

 

あなたの脳の中では
「情報量=選択肢の数」
になります。

 

 

直観力を高めるには3つの手順が必要です。

 

 

1「情報を増やす」

2「選択肢を増やす」

3「何を選択するかを決定する」

 

 

選択の精度が
「直観力」
です。

 

 

 

まずは情報を増やして選択肢を増やす

その中で最適な選択ができるようになる。

 

 

最適な選択ができるようになるには
「行動量」
も必要になります。

 

 

行動した結果
「思い通りの結果にはならなかった」
ことも多いでしょう。

 

 

ただしその結果は
「失敗」
ではありません。

 

 

うまく行かない方法を見つけた
「成功」
です。

 

 

同じ結果でも
「視座」
を変えることで意味付けが変わります。

 

 

失敗などそもそもないのだから
「恐れずに行動をすること」
が本当に重要です。

 

 

考えて立ち止まるより
「最初の1手」
を打ち始めましょう!

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する「行動創造理論」は
脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動科学

 

上記の数多くの研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

それを身につけ飛躍的に売上を伸ばすプログラムをご提供しています。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムですね。

 

 

営業で成果を出すというのは
「人の行動を継続的に変化させる仕組み」
を本能の行動に合わせ考えてあげればよいだけです。

 

 

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ビジネスの課題をすべて解決できるようになるでしょう。

 

 

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今日は「直観」というテーマに触れてみました。

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