「成果を決めて活動するのはビジネスの基本中の基本」あなたは正しくできている?

2022.07.22

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

正しい成果の決め方をあなたはご存じですか?

 

 

今日は
「目的と成果の決め方」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①ビジネスで目的や成果を考えるのは当たり前だが…

②成果は2軸で考える「研修課題の効果測定の行い方」

③プロジェクトの成果を明確にし「行動を創り出す技術」を公開

 

 

■ビジネスで目的や成果を考えるのは当たり前だが…

 

 

ビジネスを行う上で必ず必要なのは
「目的」「目標」「成果」
です。

 

 

上記を持たずに活動している人は
「成果が安定しない」
という結果を出し続けるでしょう。

 

 

それどころか
「手段が目的に変わっている」
というのはよくあることです。

 

 

また
「イベントが発生してから動き出す」
というのも目指すものが合間な時に起こります。

 

 

誰に?

何を?

どのように?

なぜ?

 

 

ビジネスにおいて上記を考え続けるというのは
「基本中の基本」
です。

 

 

とはいえ、目の前の出来事にしか目が行かない人たちが多いのも事実です。

 

 

■成果は2軸で考える「研修課題の効果測定の行い方」

 

 

成果を考えるときには
「2軸」
で考えると良いでしょう。

 

 

1つ目の軸は
「定性」と「定量」
です。

 

 

定量の成果は
「数値化できるので明確で測定可能な成果」
となります。

 

 

一方で定性的な成果は心理状態など
「あいまいで測定ができない成果」
となります。

 

 

もう1つの軸が
「ハード」と「ソフト」
となります。

 

 

ハードはアウトプットされたもの

ソフトは内面や実行率や実行数

 

 

上記のように分けられます。

 

 

プロジェクトの実行や研修の成果も上記に当てはまります。

 

 

私も事業としている
「研修」
を例に見ていきましょう。

 

 

研修の課題の1つとして
「効果測定」
があげられます。

 

 

定量化して
「測定可能な成果」
というのは導きにくいかもしれません。

 

 

その為、多くの研修では
「研修後のアンケート」
によって満足度をはかることをしています。

 

 

ただしアンケートというのは
「簡単に答えを誘導できる」
モノになります。

 

 

設問の聞き方や順番で簡単に変わります。

 

 

人の脳は
「目の前の情報を、次の記憶につなげる」
事を行うからです。

 

 

アンカリングやプライミングという技術を使えば、望むままのアンケートの結果を得られます。

 

 

アンケートやテストは
「研修の質」
をはかるものだけであり、効果測定とは呼べません。

 

 

多くの研修プログラムが
「アンケート」「テスト」
を行って終わっているので、研修効果が見えないとなります。

 

 

研修の効果を見るには
「行動」「結果」
を測定することになります。

 

 

良い研修会社は、効果測定に明確な指針を持っているので相談すると良いでしょう。

 

 

逆に持ち合わせていないプログラムは
「研修のやりっぱなし」
を招くので避けたほうが良いでしょう。

 

 

■プロジェクトの成果を明確にし「行動を創り出す技術」を公開

 

 

もう1つは
「プロジェクトの成果」
の見極め方を考えてみましょう。

 

 

チームでプロジェクトを進める時
「目指す成果がまとまらない」
ということが起きます。

 

 

メンバーがそれぞれ考えていることなります。

しかも前向きなことなのでどれも否定することは出来ません。

 

 

「確かにそれも必要だよな…」
と考えがぐるぐる巡り、まとめきれないということです。

 

 

するとプロジェクトの成果は
「声の大きい人の意見」
が採用されるだけとなります。

 

 

プロジェクトの成果を考える際には
「成果を絞る必要はない」
とお伝えをしておきます。

 

 

むしろ考えられた成果を
「一覧表」
として出してしまうと良いです。

 

 

そして出し切ったところで
「この成果が達成できなかったときでも、プロジェクトの成功といえるか?」
という議論をすれば良いだけです。

 

 

そして1つずつ一覧から外していけば良いでしょう。

また似たようなものは統合しても良いでしょう。

 

 

プロジェクトメンバーが全員共有する
「成功の定義」
を導くことが出来ます。

 

 

後は
「ポイント制」
とするのも良いですね。

 

 

例えば
「ダイエットの成果」
をポイントにすると下記の通りです。

 

 

0.5kg体重が減る 1ポイント

BMI値が1下がる 3ポイント

 

 

このように結果に対してポイントをつけることで
「到達度や進捗傾向」
がわかるようになります。

 

 

視覚情報として共有できるので
「脳に強く働きかける」
ためその後の行動も導かれやすくなります。

 

 

プロジェクトを立ち上げたばかり

これからプロジェクトを進めていくタイミング

 

 

上記のような組織は改めて
「目的」「成果」
を一覧に出してみることをお勧めいたします。

 

 

情報の整理術に見えるかもしれませんが
「脳のメカニズムを活用した技術」
が詰まっています。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネジメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

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売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

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今日は「目的と成果」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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