「都市部で車を所有する理由は無料だから!?」この不思議な現象を営業で使うと…

2022.04.27

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたも一番好きな値段は「無料」のはずです

 

 

今日は
「人は無料こそ支払いたがる」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①都道府県別の数字「何の数字かわかりますか?」

②コストがかかるのに都市部で車を持つ理由は「無料だから」

③「無料のメカニズム」を営業で使えばあなたもトップセールスに!?

 

 

■都道府県別の数字「何の数字かわかりますか?」

 

 

あなたは下記の数字を見て、何の数字かわかりますか?

 

 

群馬県 0.70

茨城県 0.69

栃木県 0.68

山梨県 0.68

富山県 0.67

 

東京都 0.23

大阪府 0.32

神奈川県 0.34

京都府 0.39

兵庫県 0.42

 

 

ぱっと見でも
「都市部の数値が低い」
ということがわかります。

 

 

答えは「自動車所有率」です。
(自動車検査登録情報協会のデータから改定)

 

 

都市部で車を持つとコストが膨らみます。

 

 

月極駐車場が高い

駐車スペースにも限りがある

どこに行くにも駐車代金がかかる

ほんの少しの路上駐車でも切符を切られる

 

 

さらには利用機会も少なくなります。

公共交通機関も充実しています。

タクシーもすぐに捕まえることが出来ます。

 

 

たまの旅行や大型の買い物の際は
「レンタカーやカーシェアを使う」
ことで解決するでしょう。

 

 

合理的に考えれば
「都市部に住んでいるは車を持たない方が良い」
ので所有率が低いのは納得がいきます。

 

 

■コストがかかるのに都市部で車を持つ理由は「無料だから」

 

 

しかし都市部でも車を所有している人はいます。

前項の理由からも合理的ではありません。

単なるお金持ちというわけでもなさそうです。

 

 

実は都市部の車所有者は
「無料に支払っている」
ということを行っています。

 

 

「無料に支払っている」
とはどういうことでしょうか?

 

 

車が必要な時に
「タクシーやレンタカーを利用する」
としても都市部では車の維持コストの方がはるかにかかります。

 

 

しかし
「自分の車であれば必要な時に、都度お金を払う」
ということはありません。

 

つまり出かける時に
「お金がかかっていない」=「無料」
と感じているわけです。

 

 

理由は単純で
「お金を払うのが使う時ではないから」
です。

 

 

月初や月末に継続的に支払っているお金です。

しかも引き落としであれば、勝手に支払われているので意識が薄くなります。

 

 

合理的には高いコストを支払っていても
「お金がかからないから得だ」
と思っている人も多いでしょう。

 

 

人が圧倒的に一番好きな値段は
「無料」
だからです。

 

 

■「無料のメカニズム」を営業で使えばあなたもトップセールスに!?

 

 

市場にすっかり定着した
「サブスクリプション」
も無料に支払うビジネスモデルです。

 

 

ただ事業者側が
「無料に支払わせる」
という観点でビジネスモデルを構築したかは差だけではありません。

 

 

月単位や年単位の契約で
「安定した収益をもたらす」
ということで採用している企業が多いかもしれません。

 

 

ビジネスモデルの視点では安定収益かもしれませんが
「営業トーク」
まで一緒にする必要はありません。

 

 

当然ですが
「定額方式は弊社の安定収益のためのビジネスモデルです」
などという営業はいないでしょう。

 

それならば人の脳が一番好きな
「無料」
というキーワードを入れたセールスをする方が効果的です。

 

 

人の判断というのは
「決して合理的ではない」
ということです。

 

 

最終的に高い金額を払ったとしても
「目の前の無料のサービス」
が魅力的見えて契約することもあります。

 

 

手にする利得よりも
「損失を避けたい感情」
が強く契約をすることもあります。

 

 

何気なく並べられた3つの選択肢の中から
「真ん中を選んでしまう」
というのは記憶にあるかもしれません。

 

 

営業であるあなたが
「お客様への情報の提示の仕方」
で次の行動は大きく変わります。

 

 

そろそろ
「自社製品のメリットだけを伝える、売れないダメ営業」
から卒業をしてはいかがでしょうか?

 

 

トップセールスになるのは難しいことではありません。

脳のメカニズムを先回りすればよいだけです。

 

 

科学を基軸とした営業技術は
「行動創造理論」
ですべてまとめてあります。

 

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに8,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「人は無料こそ支払いたがる」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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