【ビジネス寓話シリーズ】「ラクダの頭」あなたも順番を間違えると愚かな男になる

2021.05.09

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

あなたは物事の順番をどれだけ大切に考えていますか?

 

 

今日は
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。

 

 

「ラクダの頭」
というお話です。

 

 

どんな教訓があるのでしょうか?

 

 

————————————–

 

あるところに
「愚かな男」
がいました。

 

 

男はある時
「瓶の中に穀物を入れて」
ラクダに餌を与えていました。

 

 

瓶に頭を突っ込んだラクダは
「食べ終わっても頭を出せない状況」
になってしまいました。

 

 

ほとほと困っていると
「1人の老人」
がやってきました。

 

 

「心配することはない。良い方法を教えてやろう」
と言います。

 

 

私の言うとおりにすれば
「ラクダの頭は出る」
と断言しました。

 

 

老人は
「まずラクダの首を切ってしまいなさい」
と言いました。

 

 

その言葉を信じて男は
「ラクダの首を切る」
ことにしました。

 

 

老人は
「次に瓶を壊しなさい」
と続けました。

 

 

男は言われるままに瓶を壊しました。

 

 

そして
「ラクダの頭」
を取り出しました。

 

 

———————————–

 

人に言われるがままやった結果
「ラクダと瓶の両方を失う」
ことになりました。

 

 

この話の教訓は
「順番を間違えると全てを失う」
ということです。

 

 

あなたにとって大切なものは何ですか?

 

 

健康

お金

仕事

 

 

順番を間違えてしまうと
「すべてを失う」
ことになるということです。

 

 

もちろん
「ビジネス」
でも同様です。

 

 

順番を間違えれば
「上手くいくことも行かない」
ことになります。

 

 

■当たり前の話ですが、営業こそ順番が大切

 

 

営業の
「商談・プレゼンテーション」
もそうです。

 

 

伝える順番が違えば
「相手の行動は創られない」
ことになります。

 

 

例えば商談の最初に何をするでしょうか?

 

 

多くの人は
「アイスブレイク」
から入るでしょう。

 

 

商談の中盤に入れる人はいないはずです。

 

 

ではアイスブレイクの後は??

 

 

恐らくは
「結論から述べなさい」
と指導をされているでしょう。

 

 

上記は非常に基本的でわかりやすい例です。

 

 

「営業の基本技術」
ですら順番があります。

 

 

では事例はどのタイミングで話すのか?

いつクロージングをすればよいのか?

どんな時、質問を投げかければよいのか?

 

 

正しいタイミングで伝えるだけで、商談の成否は大きく変わります。

ただ、上記の事項はまだ中級レベルにすぎません。

 

 

1つの会話の言葉の順番も非常に重要です。

 

 

そもそも日本語の文法は
「営業に適していない」
という事実もあります。

 

 

実は商談において
「正しい順番」
は科学的に明らかになっています。

 

 

「脳のメカニズムや行動科学」
から考えれば非常に単純なことです。

 

 

私の提唱している
「行動創造理論」
は科学を基軸とし、順番さえも体系的にまとめた営業理論です。

 

 

対面営業では
「雰囲気や仕草」
などの非言語情報も重要でした。

 

 

ただこれからの主流の
「オンライン営業」
では言葉だけでお客様を動かす必要があります。

 

 

より科学を軸とした
「営業スキルと技術」
が求められるようになっています。

 

 

関係性構築を得意としていた営業だけでは、乗り切れないはずです。

 

 

科学を基軸とした営業技術
「オンライン営業指南プログラム」
を無料公開しているので、ぜひご覧ください。

 

 

動画を見てマネをするだけで
「売上は飛躍的に向上する」
ことができるでしょう。

 

 

こちらからご覧ください。

 

 

今日はビジネス寓話シリーズ「ラクダの頭」をお届けいたしました。

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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