コロナによって進んだリモートワークの世界の正体
大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。
お話のタイトルは
「地獄」
です。
どんな教訓があるのでしょうか?
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一人の男が夢を見ています。
彼は死んでしまって、遠い遠いところにいます。
とても快適な感じがしました。
彼は
「誰かいますか?」
と呼びかけました。
すると、すぐに白い服を着た人が出てきました。
「何かご希望ですか?」
「なんでもあなたのご希望のものを差し上げられます」
と言ってきました。
男は
「では食べるものを持ってきてください」
と頼みます。
すると
「何をお召し上がりになりますか?ご希望のものを差し上げられます」
と言われます。
彼は食べたいものを運んでもらい、それを食べて眠り、素晴らしい時間を過ごしました。
「演劇を見たい」
と言えば見せてもらえました。
こうして、繰り返し、繰り返し
「彼は望むものすべてを叶える」
ことができました。
しかしそのうちに
「飽き飽き」
してきます。
白い服を着た人を呼び寄せ言いました。
「私は何かをしてみたいのですが・・・」
白い服の人は
「申し訳ございません。それだけがあなたに唯一差し上げられないことです。」
と言います。
これを聞いて男は
「もう飽き飽きした。吐き気がする。これなら地獄にいる方がましだ」
と言いました。
白い服を着た人は驚き言いました。
「あなたはどこにいるとお考えだったのですか?」
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このお話に登場する男は
「言えば何でも叶う」
という環境にいます。
「すべてが与えられた環境」
と言い換えられるでしょう。
「一見、居心地がよさそう」
に思えますが地獄と表現しています。
「何かをしてみたいが許されない」=「地獄」
だと言っています。
私たちの普段の時間はどうでしょうか?
「自分の意志で行動」
をどれだけとれているでしょうか?
「与えられたことだけをこなす」
「言われたことだけをやっている」
ということはないでしょうか?
また自分で意図した結果が得られなかったとき、こんなことを考えてはいないですか?
「アレがないから」
「うちの会社では無理だから」
と別の何かのせいにしていないでしょうか?
ではそれが手に入ったら
「本当にできるのでしょうか?」
この寓話では
「生きることとは?」
という教訓を教えてくれています。
「自分の意志で行動すること」
ではないかと問いかけています。
なんでも与えてもらえる
何でもそろっている
しかし自分の意志では何もできない
これが
「地獄」
ということです。
自ら地獄にいる人⇒言われたことだけやる
自ら地獄に行こうとする人⇒ないものばかりを嘆く
こんな人にはなっていませんか?
自らの意思で
「目標を立てて行動する」
ことが大切です。
ちなみに行動が生み出される目標設定法はご存知ですか?
目標を
「達成確率が50%」
に設定してあげると人は一番行動することが分かっています。
自分が地獄に行かないように
「自らの意思で目標設定をし、行動をする」
という選択をしてみてはいかがでしょうか?
コロナウイルスの対策で
「リモートワーク化」
が一気に進みます。
そうなると
「自分で行動を選択し創り出していく」
ことが求められるでしょう。
その時間を
「地獄にするか、天国にするか」
は自分次第です
今日はビジネス寓話シリーズ「地獄」をお送りいたしました。