本当に教授が伝えたかったこととは?
大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお届けいたします。
「大きな岩と小さな岩」
というお話です。
どんな教訓があるのでしょうか?
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「クイズの時間だ」
教授はそう言って、大きな壺を取り出し教壇の上に置きました。
その壺に1つ1つ
「大きな岩」
を詰めました。
壺がいっぱいになるまで詰めると
「この壺は満杯ですか?」
と学生たちに聞きました。
学生たちは
「はい」
と答えます。
「それは本当でしょうか?」
と言い教壇の下からバケツを取り出しました。
そのバケツには
「砂利」
が入っています。
岩の隙間に砂利を流し込み、壺をゆすって岩の間に砂利を埋めていきます。
そしてもう一度聞きます。
「この壺は満杯ですか?」
学生は答えられません。。。
1人の学生が
「きっと違うのでしょう」
と答えます。
教授は「そうだ」と笑いながら
「砂の入ったバケツ」
を教壇の下から取り出します。
そして岩と砂利の隙間に
「砂」
を流し込みました。
「これで満杯ですか?」
と聞きます。
学生たちは
「違います」
と答えました。
教授は
「水」
の入ったバケツを取り出し、淵までなみなみと注ぎました。
教授は最後の質問しました。
「僕が何を言いたいかわかりますか?」
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この寓話の教訓は何でしょうか?
教授が学生たちに伝えたかったことは何だったのでしょうか?
それがクイズの答えです。
■教授が伝えたかったクイズの答えとは?
答えは
「一杯になったと思っても、まだ余地がある」
ということでしょうか?
知識が十分
スキルが十分
経験が十分
自分が十分と思っていても
「まだまだ」
ということを教えてたのでしょうか。
答えとして
「十分ではないよ」
ということもあるでしょう。
しかし、教授の答えはこうでした。
寓話の続きを見てみましょう。
■教授が伝えたかった本当の答えとは?
「君たちの人生にとって、『大きな岩』とは何だろう?」
仕事
夢
大切な人
教授が言う『大きな岩』は
「自分にとって一番大切なもの」
を指していました。
一番大切なものから
「最初に壺に入れなさい」
という教えです。
最初に入れないと
「永遠に失うことになる」
と伝えています。
壺の大きさは
「人生の時間」
と考えられます。
誰もが
「限られた時間しか持っていない」
ということです。
その壺に
「自分の大切でないもの」
で埋めていくとどうなるでしょうか?
「自分にとって大切なもの」
は入らなくなってしまいます。
まず
「大切なこと」
に時間を使いなさいという教えです。
もちろん
「ビジネス」
でも同様ということです。
売上と利益なのか?
お客様の笑顔なのか?
自分の承認欲求なのか?
あなたにとって
「大切なこと」
とはなんでしょうか?
一番初めに
「大きな岩」
を入れてください。
今日はビジネス寓話「大きな岩と小さな岩」をお届けいたしました。