本日の記事の見出し
あなたは間抜けな犬と同じ行動を取っていませんか??
今日は大人気の
「ビジネス寓話シリーズ」
をお送りいたします。
「肉をくわえた犬」
というお話です。
どのような教訓があるのでしょうか?
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肉をくわえたイヌが、橋をわたっていました。
ふと下を見ると、川の中にも肉をくわえたイヌがいます。
イヌはそれを見て思いました。
「あいつの肉の方が大きそうだ」
イヌはくやしくてたまりません。
「そうだ、あいつをおどかして、あの肉を取ってやろう」
そこで、イヌは川の中のイヌに向かって思いっきりほえました。
「ウゥー、ワン!!」
そのとたん、くわえていた肉はポチャンと川の中に落ちてしまいました。
「ああー」
川の中には、がっかりしたイヌの顔がうつっています。
さっきの川の中のイヌは、水にうつった自分の顔だったのです。
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有名なイソップ童話の一節です。
「欲張ると結局は損をする」
という教訓で知られているお話です。
ビジネスではどんな気づきがあるでしょうか?
■「隣の芝は青い」と同じメカニズム、なぜこんなことが起こるのか?
肉をくわえた犬のお話は
「隣の芝が青い」
ということわざと同義です。
隣の芝が青い心理は
「行動」
に直接影響をしています。
例えば同じような仕事をしている同僚に対して
「給料をたくさんもらっているのでは?」
「上司に評価されているのでは?」
というような感情を持ったことはないでしょうか?
しかも事実として
「同僚の方が給料が高い」
と分かった瞬間、モチベーションは大幅に低下するでしょう。
仕事のパフォーマンスが落ち
「結局自分の評価を下げる」
なんてことになりかねません。
「他者の方がよく見える」
研究は今でも進められています。
うつ病の患者は
「他者を良く見てしまい、自己評価を著しく下げてしまう」
という症状です。
ドーパミン細胞が関係をしていて、研究が進められているようです。
「他者の方がよく見える」
というのはサルでも起こっていることもわかっています。
「生物の本能の反応」
であるということです。
ですから犬だけでなく
「誰もが起きていること」
と言えるでしょう。
■あなたは本当に「自分に吠えた犬」をバカにできる!?
しかしあなたは
「水に映った自分にほえた犬」
のことをバカにすることが出来ます。
なぜなら
「あなたは水に映っているのは自分だ」
と知っているからです。
犬は知らなかったために
「本能で行動して損をした」
ということになります。
実はビジネスの場面では
「かなりの数の仕事を本能で行っている」
ということはご存じでしょうか?
お互いに知恵を働かせている
「商談の場面」
ですら、ほとんどが本能の行動ということです。
本能の行動は
「再現性が高い行動」
です。
なぜなら、無意識のうちに行われるため
「法則性や規則性」
があるからです。
つまり本能のまま行動をしている営業は
「売れないままでいる」
ということです。
正しい方法を知っている一流営業からしてみれば
「肉をくわえた犬」
のように見えているのかもしれません。
例えば商談の最初の
「アイスブレイク」
において何を話すべきか知っていますか?
知らない営業は
「場を和ませる雑談程度」
と思っているので、天気の話などをします。
売れている一流営業はそんなことは決してしません。
アイスブレイクの重要性を知っているので
「〇〇〇を見つける」
ことをするでしょう。
営業のセオリーでもある
「結論から述べる」
というのも、科学的根拠があるものです。
結論から述べるのは話を分かりやすくするためですが
「メンタルショットガン」
という本能のメカニズムが邪魔をします。
さらに有効にするには
「〇〇〇を使う」
という営業技術があります。
上記の
「〇〇〇」
の答えは私が毎日更新している、このコラム内にあります。
ぜひ見つけてみてください。
そして答えを見つけ終わったときには
「かなりの数の営業技術」
に触れていることでしょう。
恐らく
「水に映った肉を見てうらやましい」
とは思わなくなるでしょう。
私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。
商談の際に行われている
「本能の行動を先回り」
して、成果をあげ続けることが出来る理論です。
これまで8,816人の営業が
「一流営業に進化」
して活躍をしています。
ぜひあなたも触れてみてはいかがでしょうか?
今日はビジネス寓話シリーズ
「肉をくわえた犬」
をお送りいたしました。