えっ!?営業が毎年予算達成に苦しむ理由は「パワーポイントや車の運転にある!?」

2023.04.21

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

あなたの行う計算はおそらく間違った答えを導くことでしょう

 

 

今日は
「反生産性」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①「車の平均速度は?」と聞かれたらあなたは何と答えますか?

②非常に便利なあのビジネスツールも生産性を下げていた!?

③あなたも間違った提案を続ける営業になっていませんか?

 

 

■「車の平均速度は?」と聞かれたらあなたは何と答えますか?

 

 

1つご質問です。

「車の平均速度はどのくらいだと思いますか?」

 

 

あなたは上記の質問にどのくらいと答えますか?

 

 

だいたい 50km/h?

信号待ちもあるから 40km/h?

高速も入れると 60km/h?

 

 

しかし実際の車の平均速度は
「たったの6km/h」
だそうです。

 

 

社会評論家のイヴァン・イリイチの計算によると6km/hとのことです。

なぜこんなにも遅いのでしょうか?

 

 

それが
「反生産性」
と呼ばれるものです。

 

 

■非常に便利なあのビジネスツールも生産性を下げていた!?

 

 

実際に車を運転するには、運転しているときだけの時間ではありません。

 

 

実際にかかるコスト(時間)を基に算出するのが
「反生産性」
となります。

 

 

車を運転するには、様々なコストがかかります。

 

 

車の購入費のための労働時間「a」

車を維持費のための労働時間「b」

(車の保険料、駐車場代、ガソリン代、交通違反の罰金など)

さらに渋滞や信号待ちで止まっている時間「c」

 

 

a+b+cを移動距離で割ると
「正しい平均速度」
が算出されるという考えです。

 

 

もっと言えば、車を買うために
「機会費用」
の支払いもあるということです。

 

 

車に投資したために、旅行や貯蓄という時間とお金も失われているということです。

便利であることは間違いないですが、非常に高いコストをかけているということです。

 

 

ビジネスツールでも同様です。

例えばメールは無料で送信受信ができる便利なツールです。

 

 

ただしコストはかかっています。

 

 

迷惑メールの処理

必要か不要かを判断する時間

PCやスマートフォンの購入費

さらにはシステムバージョンアップを待つ時間

 

 

様々な要素が入り組んでいます。

すると手紙を1通郵便で送るのと変わらない、もしくは高いという計算が成り立ちます。

 

 

とは言え、時間と距離を無効にするツールなので、便利であることに疑いの余地はありません。

 

 

■あなたも間違った提案を続ける営業になっていませんか?

 

 

営業の提案もそうです。

 

 

何もデジタルツールがない時代は
「手書きのメモと強調するアンダーライン」
程度が提案手段でした。

 

 

ところが1990年に
「プレゼンテーションを一変させるツール」
が誕生しました。

 

 

パワーポイントです。

 

 

パワーポイントの登場により
「1回のプレゼンテーションに費やす時間」
が圧倒的に増えました。

 

 

たった1つのことを伝えるために
「スライドの装飾や演出」
を組み込んでいきます。

 

 

作成している時間の間の利益は
「ゼロ円」
です。

 

 

生産性を上げる代名詞ともいえるツールですが
「反生産性」
の代表格といっても良いかもしれません。

 

 

もっと言えば
「プレゼンテーションの本質」
すらわかっていない営業が多いと感じています。

 

 

例えば
「価値とは?」
と聞かれて正しくこたえられる営業はどのくらいいるでしょうか?

 

 

私も9,000人以上の営業を指導してきましたが
「最初から正しくこたえられる営業はいなかった」
という記憶になります。

 

 

価値観もかなり多様化しています。

そのため提案も複雑になりがちです。

 

 

しかし
「人の欲求の大前提」
は本能からくるものなので変わっていません。

 

 

ちなみにパワーポイントの価値は
「スライドをきれいに作れる」
ではありません。

 

 

人から良く見られたい

他の人に後れを取りたくない

この2つの欲求を満たすツールです。

 

 

あとはスライド作成に
「これだけ時間を費やしたのだから、ダメだったら仕方ない」
という自己防衛本能を満たすものです。

 

 

見事に本能の欲求を突いたので、すべての営業が使うものとなりました。

 

 

さて、あなたの営業や提案は
「本能の欲求」
を満たすものとなっているでしょうか?

 

 

残念ながら多くの営業はできていません。

だから予算達成にいつも苦しんでいるのです。

 

 

ただ、私の提唱する行動創造理論による
「営業トレーニング」
を受けた人は出来ていますね?

 

 

自社の製品やサービスが
「お客様のどの本能を満たすか?」
と的確にとらえ、正しく伝える技術を身につけているでしょう。

 

 

そして結果として今も
「トップセールス」
として活躍をしていることでしょう。

 

 

半年で年間予算の倍を達成した

1人で2億の受注を獲得する

常に10倍の新規案件を持てるようになった

 

 

行動創造理論を手にしてから、常に組織の中心で活躍をしていると思います。

 

■行動創造理論は脳のメカニズムを先回りする

 

私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
です。


脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

  • 脳科学

  • 心理学

  • 行動経済学

 

上記のノーベル賞を取った研究や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。

科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。

 

  • 営業研修

  • マネージメント研修

  • 能力開発トレーニング

 

「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」
「確実に営業力が上がる営業研修はないか」
と一度でも思ったことのある方は、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。

 

 

営業で成果を出すには
「人の本能の行動に合わせる」
だけです。

 

 

成約率が50%向上した

新規案件数が10倍に増えた

たった1か月で売上が4.6倍になった

 

 

上記の成果を導いたプログラムにご興味をお持ちの方は、ご連絡をいただければと存じます。

売上に関する課題はすべて解決できるようになるでしょう。

すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。

 

 

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今日は「反生産性」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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