これまでの意思決定のシステムが機能しない理由

2018.11.06

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「意思決定」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

1 昔と今の市場の違いは

2 機能しない従来の意思決定システム

3 顧客対応力がある組織とは

 

 

 

以前の記事で

「組織図」

について触れました。

 

あなたが見ている組織図は間違っている

 

 

この記事は

「当事者意識を持った組織図を描こう」

という内容でした。

 

 

このような形にして行かなければならない理由を

「市場」

の視点からも見てみたいと思います。

 

 

「昔と今の市場の違い」

と言えばなんでしょうか?

 

 

それは

「ニーズの多様化」

です。

 

 

こうなると

「意思決定のシステム」

も変更しなければなりません。

 

 

「従来の意思決定システム」

というのは

 

 

「一般的な組織図」

に沿って行われます。

 

 

上から下に指示が下りてくる

下から集めた情報で上が判断する

また上から指示が出る

 

この繰り返しです。

 

 

このシステムは

「経済成長を目指す段階」

に適したシステムです。

 

 

この段階は

「ニーズが似通っている」

というのが特徴です。

 

 

その為

「少数の意思決定者」

の指示で動くことが効率的です。

 

 

しかしニーズが多様になったら

「このシステムは機能しない」

ということになります。

 

 

「顧客ごとに要望が違う」

ということに対応する必要があります。

 

 

それぞれの

ニーズを汲み上げ

提案を企画して

プレゼンテーションをする

ことが必要になります。

 

 

こうなると

「いちいち上に伝えてその指示を仰ぐ」

ということでは対応しきれません。

 

 

そんなことをしている間に

「他社に取って代わられる」

ことになりかねません。

 

少なくとも

地域

部門

それぞれに意思決定のシステムが必要です。

 

 

もっと言えば

「全員に意思決定できるチカラ」

が必要ということになります。

 

 

「対応力がある組織」

というのはこのような組織ではないでしょうか?

 

 

「意思決定のシステムをバージョンアップ」

する必要がありそうですね。

 

 

今日は

「意思決定」

というテーマに触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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