その思考は正しい?自問自答すべき5つの質問

2017.05.30

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「思考」

について触れてみます。

 

 

我々は思いが強ければ強いほど

「決めつけ」

をしてしまいます。

 

 

言い換えれば

「バイアス」

と言われるものです。

 

 

今日はそのバイアスの傾向について見てみます。

 

 

【確証バイアス】

自分の仮説にあった情報ばかり目が行く

 

 

【代表性バイアス】

珍しい事例を一般化してしまう

 

 

【自己奉仕バイアス】

自分に都合の良い要因を見つけ出す

 

 

【利用可能性バイアス】

見出しやすいことを過大評価してしまう

 

 

【多数派同調バイアス】

多数派の意見が正しいと思ってしまう

 

 

【一貫性バイアス】

一貫性のあるストーリーを聞くと信じてしまう

 

 

思考バイアスの代表的なものをピックアップしてみました。

 

 

冷静に自分の思考を考えると、このような思考傾向に陥っていることはないでしょうか?

またこの思考傾向をビジネスに持ち込むとどうなるでしょうか?

 

 

例えば

「新規ビジネスのアイデア」

を考えているとき。

 

 

あるタイミングから

「全ての情報を都合よくとらえる」

「上手くいくことしか考えられなくなる」

「前向きな情報に周りも賛同ばかりしてくる」

 

こんなことはないでしょうか?

 

 

「仮説を立てる時点」

このタイミングでは、思い込みでも構わないでしょう。

 

 

大切なのは

「仮説の検証を行う」

ということです。

 

 

このことは新規ビジネスだけでなく

「戦略立案」

「商品開発」

「提案ストーリー」

を考える様々な場面で必要なものです。

 

 

上記に挙げた

「思考バイアス」

がかかっていないか?

 

といったん離れた地点から見ることが重要ではないでしょうか?

 

 

考えがまとまった際に、上記の5つのバイアスを

「自分に質問する」

ことで精度が上がってきます。

 

 

自分に都合のよい情報だけ見ていないか?

これは特別な事情ではないのか?

みんなが言っているけど正しいのか?

 

 

こんな自問自答をすると

「検証」

ができてくるでしょう

 

 

今日は

「思考」

について触れてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤
 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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