もし知り合いに17,040円お金を盗まれたら?

2018.05.10

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「泥棒」

というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

「泥棒」

と聞くとあまりいいイメージはないですね。

 

 

泥棒は主に

「何を盗む」

でしょうか?

 

 

一番は

「お金」

だと思います。

 

 

知り合いの社長が以前

「空き巣被害」

にあいました。

 

 

その時の被害は

「現金のみ」

だったようです。

 

 

「貴金属や貴重品」

これらには一切手を付けられなかったそうです。

 

 

では私たちも

「お財布からお金を盗まれた」

としたらどう思いますか?

 

 

例えば

 

17,040円盗まれたら?

34,080円盗まれたら?

 

 

ちょっとした事件ですよね?

 

 

ではもしそれが

「知っている人が盗んだとしたら」

どんな反応をするでしょうか?

 

 

「怒ったり」

「問い詰めたり」

するかもしれません。

 

 

さて

「盗まれた金額が端数のある数字」

なのはなぜでしょうか?

 

 

昨日の記事をご覧の方は気づいたかもしれません。

もしお読みでなければ、ぜひ読んでからこの先を見てみてください。

あなたの「時給」計算は間違っている。正しい計算式とは

 

 

 

そうです

「正しい時給」

です。

 

 

1,000万円稼ぐ人の時給

2,000万円稼ぐ人の時給

です。

 

 

自分の上司

自分の仕入れ先

自分のお客様

 

 

の時間をいただくということは

「このお金をいただいている」

と考えられます。

 

 

相手にとって無駄な時間にしてしまうということは

「時間を盗んでいる」=「お金を盗んでいる」

と考えることができます。

 

 

前述のように

「知り合いのお金を盗んでいる」

ということになります。

 

 

何の気なしに

「人の時間を盗んでいること」

はありませんか?

 

 

普段セミナーでは

「商談ではお客様も時間を投資している」

「だからお互いに成果を出さなければならない」

「そのために何をすべきかの準備が大切」

という言い方をしています。

 

 

しかしそういう心構えと準備がなければ

「お金を盗みに行っている」

と言われても仕方がないのかもしれません。

 

 

お金というものはやり方によって

「増やす」

ということができます。

 

 

しかし時間は

「どうしたって増やすことができない」

ものです。

 

 

考え方によっては

「時間を盗むほうがたちが悪い」

と言えるのではないでしょうか?

 

 

スーパーの買い物袋で

「エコバックをお持ちの方は2円引きます」

「袋が必要な方は2円で売ります」

2つの施策があります。

 

 

どちらがエコバックの利用が増えたかといえば

「後者の2円取られる」

が圧倒的に多くなりました。

 

 

人は

「多く支払う」

「奪われる」

ということに反応が強くなる例です。

 

 

自分が無駄な行動をしたら

「お金を支払っている」

と考えて

 

 

相手に無駄な時間を取らせたら

「お金を支払わせてしまった」

「お金より大事な時間を盗んでしまった」

と考える。

 

 

このような意識を持つだけで

「行動」

は大きく変わります。

 

 

今日1つだけでも

「その意識で行動」

をしてみてはいかがでしょうか?

 

 

昨日に引き続き

「時間とお金」

をテーマにしてみました。

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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