携帯ゲーム「ランチで入ったお店の売上は?」

2017.07.01

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

今日は

「私がよくやるゲーム」

をテーマにしてみたいと思います。

 

ゲームと言ってもスマホゲームや、株価が急上昇している任天堂のSwitch等の話ではありません。

 

 

「そのお店の売り上げは?」

というゲームです。

 

 

どんなゲームかというと

「入ったお店の売上を推定する」

というゲームです。

 

 

 

例えばお昼に

「中華料理屋」

に入ったとします。

 

 

ここで問題です。

 

 

その中華料理屋さんの

「ランチの売り上げ」

はわかりますか?

 

 

 

 

これは容易に推測できます。

目の前の情報だけでおおよその数字は把握できます。

 

 

売上は

「客数×客単価」

ですね。

 

 

【客数】

テーブルの数

埋まっている割合

回転数

 

これに大体の

「客単価」

を掛ければ、目の前の情報だけでお昼の売上は予測できます。

 

 

 

ここからさらに

「お店全体の売上」

を予測していきます。

 

 

そこは仮説の領域ですね。

 

 

夜の時間の売り上げは予測になります。

 

夜の客数はどうか?

客単価はどうか?

回転数はどうか?

 

これらを

メニューや看板、店内のPOPなどから推定していきます。

 

 

テーブルやカウンターの数から

団体が多いのか?

ペアや個人が多いのか?

なども予測できます。

 

 

 

更に

「利益」

も推測していきます。

 

食べ物の原価

飲料の原価

光熱費

家賃

人件費

ロス率

等々

 

 

これらの情報を推測して

「利益予測」

も立てることができます。

 

 

そこから

「自分であれば〇〇を改善する」

というところまで掘り下げていくと、もっともっと面白いですね。

 

 

 

こういうゲームをやっていると

「仮説立案力」

「戦略立案力」

「企画立案力」

が高まります。

 

 

このゲームでは

「実際の数字があっているかどうか」

は関係ありません。

 

 

大切なのは

1 目の前の情報からいろいろと切り口を見つける

2 その切り口から数値化して推測する

3 自分なりの改善案を考えてみる

ということです。

 

 

上記の例は切り口の一例です。

 

このゲームを誰かと一緒にやると

「いろいろな切り口」

が見つかるので面白いですね。

 

 

このゲームはいつでもどこでもできます。

そういった意味では「Nintendo Switch」の競合かもしれないですね(笑)

 

 

毎回、毎回お店に入るたびにやることはないですが、たまに視点を変えてみるのはいかがでしょうか?

いろいろと気づくことが多いと思います。

 

 

レゾンデートル株式会社 ~行動創造理論~

齋藤

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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