テレビゲームが脳に効くって本当だった!?あなたの認知プロセスを鍛える方法

2022.11.19

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

筋肉と同じように脳も加齢とともに衰えていく理由は?

 

 

今日は
「加齢による脳の衰え」
というテーマに触れてみたいと思います。

 

 

<index>

①高校生の時の方が脚は速かったはず、では考える脳のチカラは?

②年を取ることで反射神経の速度も著しく低下する

③テレビゲームが脳に効くらしい!?

 

 

■高校生の時の方が脚は速かったはず、では考える脳のチカラは?

 

 

1つご質問です。

 

 

あなたは高校生の時と今とでは、どちらが脚が速いですか?

運動系の仕事をしている人以外であれば、高校生の時の方が速かったことでしょう。

 

 

理由は単純で
「筋力が高校生の時の方があったから」
です。

 

 

また間接も柔らかかったことでしょう。

 

 

歳を重ねることで
「鍛えていない筋力が落ちたため脚が遅くなった」
というのは誰もがわかることです。

 

 

ではあなたの脳はどうでしょうか?

若いころと今とでは、どちらが優れているのでしょうか?

 

 

高校生の時は
「生活を脅かす問題」
というのは解くことはなかったと思います。

 

 

しかし社会人になり
「仕事や生活において大きな課題」
に直面し解決するために脳をフル回転させたこともあるでしょう。

 

 

鍛えているていう点では、社会人になってからの方が多いかもしれません。

 

 

■年を取ることで反射神経の速度も著しく低下する

 

 

しかしながら脳細胞も年を重ねることで衰えていきます。

 

 

特に
「反射神経の速度」
については著しく低下をしていきます。

 

 

1情報に触れる

2過去の記憶とつなげる

3意思決定をする

 

 

人の意思決定の基本は上記のプロセスで行われます。

しかし歳を重ねるにつれて、遂行が徐々に難しくなっていきます。

 

 

アレとかコレとか、増えてきてはいませんか?

 

 

年配の人が
「あの人はアレはあれだから」
と言っているのを聞いたことはあるでしょう。

 

 

情報速度が落ちてきて、補う言葉が
「アレやソレになっている」
ということです。

 

 

固有名詞がなかなか出てこないというのは、反射神経の速度の衰えです。

 

 

発達のピークは大学生のころのようです。

大学卒業後、10年で約10ミリ秒ずつ遅くなっていきます。

 

 

10ミリ秒というのは大した遅れではないように思えます。

 

しかし75歳の人は22歳人よりも
「75%も反射速度が遅い」
ということがあるテストでわかりました。

 

 

また歳を重ねると
「あれ?何しに来たんだっけ?」
ということが多くなります。

 

 

2階から1階に降りていくときに
「外でサイレンの音が鳴っている」
ことに気づきます。

 

 

階段の途中の窓から外を覗いてみると
「消防車」
が数台駆け抜けていきました。

 

 

そして階段を下りて1階につくと
「あれ?何しに来たんだっけ?」
となります。

 

 

そして2回に戻ると
「あ、そうだ!飲みものを取りに行ったんだ」
ということに気づき、もう一度階段を下ります。

 

 

一度、目的を設定しても
「情報の邪魔者」
が介入すると、思考のほとんどが持って行かれてしまいます。

 

 

若い時には難なくできた
「簡単なマルチタスク」
が出来なくなるということです。

 

 

マルチタスクというのは
「複数の情報を処理しているわけではない」
ということはご存じでしょうか?

 

 

マルチタスクというのは
「注意を向ける対象をすばやく切り替え、記憶を維持したままにしておく」
ということです。

 

 

切り替えのスピードの低下は、これまで触れたように日常生活であふれています。

 

 

■テレビゲームが脳に効くらしい!?

 

 

では加齢とともに衰えていく脳の退化を防ぐことは出来ないのでしょうか?

 

 

もちろん研究は重ねられていて
「ゲーム」
が有効なことがわかっています。

 

 

よくある
「脳トレゲーム」
にはあまり効果が無いことも認められているようです。

 

 

多くの脳トレゲームは1つの技能しか向上させないものが多いとされています。

 

 

仕事や日常生活で役立つ
「反射速度の向上」
には役立ちにくいということです。

 

 

ゲームをすることで、ゲームのスキルを上げることが
「近いスキルアップ」
と言えるでしょう。

 

 

しかしここでお話しているのは
「ゲームが普段使える反射速度を高められるか?」
ということです。

 

 

言い換えれば
「遠いスキルアップ」
と言えるでしょう。

 

 

実際に科学的根拠のあるゲームも存在します。

結構単純なゲームのようです。

 

 

単純に画面中央と右側に2つの画像が出て覚えるというものです。

正解するとドンドン難易度は上がるのですが、効果的のようです。

 

 

1つだけ安心できることは
「脳の反射速度が衰えても回復したり、遅らせることが出来る」
ということです。

 

 

処理速度ゲームには認知症を防ぐ効果も期待されているようですね。

私の提唱している行動創造理論も、こういった分野で役立てられるように、研究を重ねて行ければと思います。

 

 

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私の提唱する行動創造理論は
「科学を基軸とした営業理論」
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脳のメカニズムに基づいた行動を体系化したものです。

 

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今日は「加齢による脳の衰え」というテーマに触れてみました。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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