ドラえもんの道具

2016.10.04

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

 

 今日は
「ドラえもんの道具」
についての話しです。

 

<index>

1ドラえもんの道具でほしいものは?

2「欲しい人探知機」という道具は実在する

3「思考」は持っている情報の質と量によって変化する

 

 

■ドラえもんの道具でほしいものは?

 

子供の頃から、そして大人になっても
「ドラえもんの道具」
の話をすることはありますよね。

 

「ドラえもんの道具で欲しいものは何?」
こんなテーマで話をしたことは一度はあるのではないでしょうか?

 

 

皆さんはどんな道具がほしいですか?

 

タイムマシン

どこでもドア

タケコプター

いろいろと夢が広がります。

 

 

ちなみに数あるドラえもんの道具で
「ほしい人探知機」
という道具があるのはご存知ですか?

 

 

文字通り
「欲しい人を探す」
という道具です。

 

 

■ほしい人探知機は現実に存在する道具

 

物語では
「のび太くんのおじさん」
が車のセールスをしていて中々売れない。

 

そんなおじさんを助けるために
「車を欲しがっている人を探す道具」
をドラえもんが出したという話です。 

 

道具に車のパンフレットを見せると矢が動きます。

そして欲しい人に導くのですが最初の欲しい人には売れませんでした。

 

 

なぜでしょう??

 

 

道具が見つけた欲しい人は
「買うお金」
を持っていなかったのです。

 

 

そして次は
「免許を取り立てのお金持ち」
を見つけて、無事におじさんは車の商談に入ることが出来ました。

 

おそらく売れたという結論でしょう。

 

 

ここまで見て気づきますよね。

このドラえもんの話は、企業活動そのものです。

 

 

この話は車がほしいということですが
「製品やサービスを欲しい人を探す」
というのは、マーケティングでも営業でも考えることです。

 

 

 

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正確に言えば
「製品やサービスが欲しい」
という人はほとんど存在しません。

 

さすがに言い切るのは
「表現が適切ではありません」
が便宜上このように表現します。

(この点についてはまた別の機会で)

 

 

ドラえもんの話では端的言えば、こうなります。

 

1欲しい人を見つける(課題が明確化されている)

2買える人を見つける(予算がある)

3こういった人に商談をする(コミュニケーション)

 

 

メインの話は捨て猫の飼い主を探すということなのですが。。。

 

最後は売れない漫画家が
「雑誌の連載を勝ち取る」
という話だったと思います。

 

 

その結果、漫画家がネコを飼える環境になったので、捨て猫の飼い主が見つかる

という話です。

 

 

「風が吹けば桶屋がもうかる」ではありませんが

「漫画が売れれば猫が飼われる」という話でしょうか。

 

 

冒頭の欲しいドラえもんの道具ですが
「欲しい理由」
は昔と変わっていませんか?

 

 

「ほしい人探知機」

 

この話を思い出すときに、子供の頃でしたら
「ネコに飼い主が見つかってよかった!」
ということだったでしょう。

 

 

「思考」は持っている情報の質と量によって変化する
ということですね。

 

 

ドラえもんの未来の道具が現実になっているものもあります。

未来を想像したこと

現実にしたこと

どちらも本当に素晴らしいことだと思います。

 

 

今日は時間があったら

今、欲しいドラえもんの道具は何か?

そしてそれはなぜか?

ということを考えてみましょうか。

 

 

新たな気づきがあるかもしれません。

 

「大人になっちゃったな」
と、ちょっぴり寂しい気持ちになるかもしれませんが。。。

 

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著者

行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
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自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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