営業のアイスブレイクにも使える心理テスト「行列発見!あなたはどう思う?」

2023.11.07

齋藤英人
レゾンデートル株式会社 代表取締役
『行動創造理論』第一人者
自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

齋藤 英人
齋藤 英人
行動創造理論の開発者齋藤です。
 営業研修の受講者がまた一人トップセールスとなり過去最高の売上を出してくれました。

 
ビジネス心理クイズをやってみてください。
 
 
この記事で触れたビジネス心理クイズは売上を大きく伸ばすことができるクイズです。
 
 
なぜビジネス心理クイズをやると売上を多く伸ばせるのでしょうか??
理由は人の判断基準が手に取るようにわかるからです。
 
 
また、営業の中でも意外と苦手としている人が多いアイスブレイクの話題にも活用できます。
 
 
私が営業研修でもお伝えしている営業技術に触れているので読むだけで営業力を上げることができます。
 
 

この記事はこんな風に思っている方へおすすめ!

・営業力を上げたい
・アイスブレイクのネタが欲しい
・効果的な営業の指導方法を探している

 
 
もしあなたが営業幹部でこの記事をご覧になっているということは…
 
『すぐに営業メンバー全員を売れる営業にするにはどうしたらよいか』とお考えではありませんか?
 
 
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それでは売上をあげることができるビジネス心理テストを見ていきましょう!
 
 

ビジネス心理テスト「行列発見!あなたはどう思いますか?」

 
 
いきなりですが1つ心理テストをやってみましょう。
 

【ビジネス心理テスト】
道を歩いていたら、お店に行列ができています。
看板を見るとあなたが好きなジャンルのお店です
 
あなたはどんな反応をしますか?
 
1 今度来てみようかな
2 別に興味ない
 
さて、あなたはどちらに当てはまりますか?

 
ラーメン
イタリアン
お蕎麦
洋食
 
 
あなたが好きなジャンルのお店で考えてみてください。
 
 
あなたは、どちらの反応が近いですか?
 
 
この反応の違いで、人が持つある無意識化の心理がわかります。
 
 

行列の心理テストでわかるのは「あなたの判断基準」

判断基準
 
行列の心理テストではあなたの選択の基準がわかります。
 

心理テストで1を選んだ人
「いろんなお店を選ぶ傾向がある」
「口コミなどの情報を判断基準にする傾向がある」
心理テストで2を選んだ人
「普段からよく行くお店を選ぶ傾向がある」
「自分の経験を判断基準にする傾向がある」

 
あなたから見た行例は、言い換えれば人の評価です。
 
 
行列の心理テストでは、自身の判断に人の評価の情報を必要とするかしないかがわかります。
 
 

ビジネス心理テストの結果は営業に活用できる

 
 
ビジネス心理テストは「人の判断」を明らかにするものです。
 
 
別にどちらが正しいということではありません。
 
 
人からの情報を判断基準にする
自分の経験を判断基準にする
 
 
いずれも脳のメカニズムでも選択される判断です。
 
 
人は本能的に「他人のマネをすれば上手くいく」と考えます。
 
 
この考えは太古の時代から受け継がれてきた生存本能です。
 
 
火をおこし、武器を創り、わなを仕掛け、居住地を創る。
 
 
いずれも誰かひとりが始めたことを真似したものです。
こうやって人類は生存競争に勝ってきました。
 
 
太古の時代から人は誰かのマネをしてきたということです。
 
 
そしてそれは今も遺伝子に書き込まれていて、誰かの判断を正しいと思い込むメカニズムを持っています。
 
 

その一方で自分の意見を重視するのも脳のメカニズム

自分が大事
その一方で「自分の意見を大切にする」というメカニズムもあります。
 
 
ビジネス心理テストで2番を選んだ人は、こちらのメカニズムが強いといえます。
 
 
自分の意見を重視する最大の理由は情報量です。
 
 
人の意思決定は目の前の情報と自分の記憶と結び付けます。
 
 
行列を見たときに、人は誰もが無意識に自分の記憶を結び付けます。
 
 
前に並んでも大したことがなかった
自分の良くいっていたお店に行列ができるようになった
 
 
このような記憶があれば、興味を示しません。
 
 
お店や行列よりも自分に関する情報のほうが多いので、脳は経験を信用することとなります。
 
 
実は部下がアドバイスを聞き入れないのも、同じメカニズムから来ています。
 
 
行列に並んで美味しかったという記憶が多い人は、心理テストでは1の判断をすることが多くなるということにつながりますね。
 
 

ビジネス心理テストを営業に活用すれば営業力を上げることができる

 
 
実はこのビジネス心理テストは、営業力を上げるために応用することができます。
 
 
そもそも営業はお客様に提案をして、契約するかしないかの判断をしてもらう仕事です。
 
 
営業が売上をあげ続けるには、お客様の「買う」という判断を導く必要があります。
 
 
買うか買わないかを判断するのはお客様自身です。
 
 
ではもし営業が商談前にお客様の判断基準を知ることができたらどうでしょうか?
 
 
もちろん判断基準に合った提案をしますよね?
 
 
実はこの心理テストを使えば「お客様がどちらの思考傾向を持っているか?」を判断することができます。
 
 
アイスブレイクの会話の中で話題にするのです。
そしてお客様の判断基準を先に把握してしまうのです。
 
 

ビジネス心理テストを営業で活用する具体的な方法

アイスブレイク
 
実際にどのように使っていくか解説をしていきます。
 

営業
営業
最近うちの近所に行列ができるお店ができたんですよ~。〇〇さんは行列に並ぶタイプですか?
お客様
お客様
そうですね!私は結構並んでしまいますね。

 
お客様が心理テストでは1を選ぶ傾向があるタイプということです。
 
 
つまり「すでに使っている人の声を判断材料とする傾向にある」ということです。
 
齋藤 英人
齋藤 英人
このお客様には「信頼性の転移」という技術が有効です。

 
お客様が信頼するであろう人、グループ、組織、機関の情報を提示することが有効です。
 
 
つまり他社事例や実績などと合わせて提案するのが有効です。
 
営業
営業
最近うちの近所に行列ができるお店ができたんですよ~。〇〇さんは行列に並ぶタイプですか?
お客様
お客様
そうですね~私は行列にはあまり並ばないですね。

 
お客様が心理テストで2を選ぶ傾向がある人です。
 
 
2を選んだお客様は「自分で使ってみてから考える傾向がある」ということです。
 
齋藤 英人
齋藤 英人
このお客様には「見たものが全て」という技術が有効です。

 
デモンストレーションやサンプル、お試しなどの含めた提案が有効です。
 
 
ビジネス心理テストは、アイスブレイクで用いることで営業の提案でで応用ができます。
 
 
次の商談のアイスブレイクで「行列の質問」を使ってみると良いでしょう。
商談の最初でお客様の判断基準を明確につかむことができます。
 
 
あとは営業が判断基準に合わせた提案をすれば、成約率は飛躍的に向上することになります。
 
 
お客様の判断基準に合わせた提案ができれば、商談が上手くいくことは容易に想像がつくはずです。
 

信頼性の転移
見たものが全て

 
上記2つの営業技術は行動科学を基軸とした行動創造理論の営業技術の1つです。
 
 
行動創造理論による営業技術が、高い成果を導いてくれることは、これまでの営業研修の受講者たちが示してくれています。
 
 
あなたも使えば次の商談から営業成約率を飛躍的に上げることができます。
 
 

本日のまとめ

 
 
本日はビジネス心理テストから営業力を上げる科学を基軸とした営業技術の紹介を行いました。
 

ビジネス心理テスト「行列の問題」
2つの本能のメカニズム
営業のアイイスブレイクで活用する
営業技術1「信頼性の転移」
営業技術2「見たものがすべて効果」
実際の営業での使い方

 
この記事では営業のアイスブレイクから提案まで使える方法を公開いたしました。
 

齋藤 英人
齋藤 英人
一部は営業研修でも触れている部分なので、少し出し過ぎてしまったかもしれません(笑)

 
営業技術を使いこなすにはトレーニングが必要かもしれませんが、お客様の判断基準を見極めるのは誰でもできます。
 
 
アイスブレイクでビジネス心理テストを活用し、あなたの営業力が高まればうれしいですね!
 
 
最後に科学を基軸とした営業技術を身につけ、売上を飛躍的に向上させる方法に触れておきます。
 
 

脳のメカニズムを先回りした行動創造理論による「営業研修」

 
 
営業で最も重要なのは、脳のメカニズムを先回りすることです。
お客様の脳の先回り出来れば、営業が意図する結果は容易に手にできるからです。
 
 
「信頼性の転移」「見たものがすべて効果」もその1つです。
 
 
脳のメカニズムを先回りする営業の成果は私の研修の9,000人を超える受講者が示してくれています。
 
 
私の提唱する行動創造理論は「科学を基軸とした営業理論」です。
脳のメカニズムに基づいたビジネスにおける行動を最適化する理論です。
 
 
脳科学
心理学
行動経済学
 
 
上記のノーベル賞を取った研究結果や知見を「営業行動」に体系的に落とし込んだものです。
行動創造理論に触れ、科学を基軸とした営業技術を身につけて、売上が飛躍的に伸びるプログラムです。
 
 
営業研修
マネジメント研修
能力開発トレーニング

 
 
「もっと売上に繋がる営業研修を実施したい」

「確実に営業力が上がる営業研修はないか」

一度でも思ったことのある営業責任者には、ぜひ触れてもらいたいプログラムです。
 
 
営業で成果を出すには「人の本能の行動に合わせる」だけです。
 
 
成約率が50%向上した
新規案件数が10倍に増えた
たった1か月で売上が4.6倍になった
 
 
あなたの営業組織の中の普通の営業がトップセールスに変貌していきます。
 
 
行動創造理論による営業研修では、すでに9,816人の営業が飛躍的に向上させました。
そしてその成果が認められ、導入企業からは100%のリピートを維持し続けています。
 
 

齋藤 英人
齋藤 英人
あなたの営業組織にも最適なプログラムをお届けします。

 
 
しかし私が登壇できる回数には限りがあります。
研修効果を担保するために年間100回の登壇に限定しております。
 
 
もし売上向上にご興味がある営業責任者、研修担当者は早めのアプローチをお願いいたします。

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行動創造理論第一人者
レゾンデートル株式会社代表取締役
齋藤英人

自らが開発した「行動創造理論」を活用し企業研修、公開講座、ビジネス講演など年間100回以上登壇をしており、大手企業や成長企業を中心に営業力向上と売上拡大に力を注いでいる

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